ナイルが運営するエンタメ情報メディア「VOD STREAM」は、15~59歳の男女1,014人を対象に、動画配信サービスの利用状況を調査し、その結果を発表した。
調査によると、動画配信サービスの利用経験者は全体の80.8%(現在利用71.1%、過去に利用9.7%)に達し、過去最高を記録。現在利用中の割合は、年代別では10代の利用率が75.0%と最も高く、年代が上がるにつれて低下する傾向が見られたものの、50代でも62.6%が利用している。
利用経験のあるサービスは「Amazonプライム・ビデオ」が3年連続で首位
利用経験のあるサービスでは、「Amazonプライム・ビデオ」が3年連続で首位となり、動画配信サービス利用経験者の60.1%を占めていた。2位は「TVer」、3位は「Netflix」となった。特に「TVer」と「Amazonプライム・ビデオ」は年代間での利用率の差が小さく、幅広い世代に支持されていることがわかった。
年代別に見る利用経験サービス
利用したことがある人が多い上位11サービスを年代別に見ると、平均利用率は10代(16.7%)、20代(27.0%)、30代(25.4%)、40代(18.2%)、50代(12.7%)であることから、20代と30代が特に高く、動画配信サービスを最もよく利用する世代だといえる。
年代間で利用率の開きが少なかったのは「TVer」と「Amazonプライム・ビデオ」。 一方、年代間で利用率の差が大きかったのは「DMM TV」と「dアニメストア」だった。
総合満足度1位はNetflix
利用経験のある人が多かった上位11サービスについて、総合的な満足度を5段階で評価してもらったところ、総合満足度は「Netflix」が4.06点で首位となった。Netflixは、「配信作品数・ラインナップ部門」、「オリジナル番組・作品部門」、「使いやすさ部門」の3部門で1位を獲得した。
総合満足度2位は「dアニメストア」(3.82点)、3位は「Amazonプライム・ビデオ」(3.71点)だった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年1月2日~1月9日
調査委託先:ジャストシステム
調査対象:全国の15歳~59歳の男女1,014人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
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