経営者の発信は特別なパワーがある
━━これまでを振り返って、分岐点になった記事や、手応えを感じた企画はありますか?
当社CEOの諸岡裕人が2020年6月に書いたnoteです。起業から3年半の道のりや、失敗を経て現在のサービスにたどり着くまでを振り返った内容で、まだ当社の公式noteが作られる前に、諸岡が個人で書いたものでした。
この記事は当時から反響が大きく、今でも候補者様との話題に挙がるほどです。経営者自身の発信がもたらす威力を感じましたね。
私が入社したのは2021年5月ですが、実は私もこのnoteを読んで魅力を感じ、カミナシに行きたくなった人間の一人です。
━━このほかにも諸岡さんは多くの記事を書いていますが、どれも熱量が高いですよね。経営者として、自ら発信する重要性を感じていたのでしょうか。
元々は、まだ何も成していない人間が発信することに抵抗があったと言います。しかし、“負け続けた苦しい時期”に内省した結果、きちんと発信することの重要性に気づいたようです。ここで諸岡が発信について手応えを感じたことが、カミナシにとって分岐点とも言えると思います。
━━このnoteが公開された4ヵ月後に、カミナシの公式noteが立ち上がりましたよね。
先ほどお話しした広報の宮地がこのタイミングで入社したことも重なって、公式noteの開設に至っています。当時、広報は採用広報に特にコミットしていたので、公式noteも「採用のための情報発信をする場」と位置付けていましたね。
ちなみに、この頃は人事の専任担当がおらず、現在のCOOを務める河内佑介が兼任していました。その後、私が人事として入社し、採用広報の役割を担っています。
経営者の「振り返り記事」がヒット。失敗や学びを共有
━━今でこそ採用広報という言葉はよく使われるようになりましたが、当時「人事が発信すること」に違和感はありませんでしたか。
私は前職もIT業界にいたからか、早くから「採用広報」の考え方を知れていたと思います。当時スタートアップ界隈では、特に株式会社メルカリが採用広報に力を入れており、採用にフォーカスした自社メディアを立ち上げたこと、人事にメディア経験者を受け入れたことは、大変注目を集めていました。ですから違和感はなく、むしろ採用広報の価値、重要性を感じていました。
━━他にも手応えを感じた企画はありますか?
同じく諸岡が書いた2025年1月公開のnoteです。これまでカミナシはプロダクトが1つでしたが、2024年は5つに増やす決断をし、いわゆるマルチプロダクト化を進めた年でもありました。そのなかでの失敗や学びなどを諸岡自身が振り返るという内容です。
社員のnoteはスキが100を超えれば「かなりヒットした」という感覚なのですが、この記事は360を超えています(2025年2月現在)。先ほどと同様、やはり経営者の発信は特別であり、パワーがあると再認識させられましたね。
