2007年11月に3000万を突破した9か月後に、ついにBSデジタル放送視聴世帯が4000万の大台をクリアした。NHKはその要因として、北京オリンピックの開催を控えた夏のボーナス商戦期に、受信機の普及が大幅に進んだことをあげている。
BSデジタル放送の受信機は現在3,975万台。これに、ケーブルテレビでデジアナ変換して視聴している137万世帯を合わせると4,112万世帯となる。BSデジタル放送受信機で最も多いのは、「PDP(プラズマディスプレイパネル)・液晶テレビ」の2,333万台で58%を占める。続いて「デジタルチューナー」872万台、「ケーブルテレビ用STB(セットトップボックス)」584万台、「ブラウン管テレビ」は186万台となっている。
一方、地上デジタル放送の受信機は3,757万台に達しており、NHKは2011年7月の完全デジタル放送化に向け、今後の普及が期待できるとしている。
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