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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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注目マーケティングトピックス2025

【初取材】Netflixは広告プラットフォームではない。目指すのは「広告も含めた最高な視聴体験」


日本市場におけるNetflix広告事業の戦略

MarkeZine:日本の広告業界は特有の商流があるかと思います。こうした点を踏まえ、日本の広告事業をどのように伸ばしていくお考えですか?

田中:日本の広告業界の特徴として、広告主企業と広告代理店が良いパートナーシップを築いており、単なるバイイングエージェンシーではなく、クリエイティブ制作やプランニングの一部門のような役割を担っている点が挙げられます。よって、我々としては、広告代理店に対して、Netflix広告のバリューをお伝えしていくことが重要です。

 もちろん、最終的な意思決定には広告主企業の理解が不可欠ですので、両者に対してNetflix広告の価値を体感いただけるようなコミュニケーションを図っていく考えです。

MarkeZine:最後に、Netflix広告の今後の目標をお聞かせください。

田中:私たちが重視しているのは、「量」ではなく「質」へのこだわりです。無料や低価格で見ているメディアで広告が流れてくるのは仕方ない、というような認識もあるでしょう。Netflixは、その「仕方ないもの」を「価値あるもの」に変えていきたいと思っています。

 お話ししてきた通り、Netflixでは視聴体験が損なわれない広告配信、言い換えると「広告を含めた視聴体験」を追求しています。それは、広告のメッセージが受容されることにもつながるでしょう。だからこそ、安心して広告を配信でき、その効果も期待していただくことができます。メンバーの皆さんがコンテンツを見ている時に、広告も含めて「良かった」と思っていただける状態を目指していきたいです。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/08/21 19:11 https://markezine.jp/article/detail/49516

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