勝ちパターン量産化・切り口発見も。さらなるAI活用のアイデア
中山:StoryHub、非常に興味深いツールですね。私の場合、現状では都度プロンプトを考えていますが、StoryHubがあれば、一度教えておくだけで様々なレシピが作れるようになり、さらに効率化できそうだと思います。

中山:考えてみれば、これまではランディングページのCTR改善やメルマガの分析も、人間同士で議論すると好みの問題になりがちでした。これもAIに分析させることで客観的な改善点を見つけられると思います。加えて、ペルソナのペインポイントの洗い出しにも活用したいです。BtoBでよくありがちな「自分はそのペルソナではないからわからない」問題も、AIとの対話である程度補完できそうだなと。AIではこのような思考の拡張もできますし、StoryHubのようなツールが手元にあれば求められる表現の形にフィットさせて具体化まで一気に進められますね。
田島:過去の勝ちパターンを反映したコンテンツの制作も容易になりそうですよね。活用の可能性がますます広がりそうです。
StoryHubは今後、コンテンツ制作のバリューチェーンを拡大し、サポートできる範囲を増やしていこうと考えています。まず、過去の優良な記事や最新トレンドを組み合わせて新しい切り口を探るなど、コンテンツ制作に特化したリサーチ機能を開発したいと思います。
また、ファクトチェック機能も重要です。世の中に出す以上、人間が責任を取る必要があるため、アップロードした素材とできあがった原稿を比較し、「この部分で数字が変わっている」といった元素材との照合によるファクトチェック機能を考えています。
最も力を入れたいのは、アプリの開発です。現在、StoryHubは人間が一次情報ファイルを与えることから始まりますが、一次情報の収集自体も支援することを目指しています。ボタンを押すとAIが質問リストを考え、話した内容をリアルタイムで整理し、おもしろそうなトピックがあれば深掘り質問も提案できるようにしたいです。

AIは奪うどころか人間をパワーアップさせるロボットスーツ
━━中山さんから最後に、AI時代にコンテンツマーケティングに取り組む読者に向け、アドバイスをお願いします。
中山:「AIに仕事を奪われる」「SEOはオワコン」といった悲観的な声をよく耳にしますが、私はこの状況にとてもワクワクしています。AIは私たちの仕事を奪うものではなく、むしろパワーアップさせるツールではないでしょうか。たとえるなら、人が身につけられるフォークリフトのようなものです。一人では持ち上げられない重いものを運んだり、普通では歩けない距離を移動したりできる、そんなロボットスーツのイメージです。
AIを自分のバディとして活用すれば、恐れる必要はまったくありません。今まで考えていたけれど言葉にできなかったこと、書きたくても書けなかったことが表現できるようになります。これまで作れなかったものを10倍、20倍のスケールで創造できるようになるでしょう。だからこそ、AIを積極的に活用してほしいと思っています。
━━田島さんからは、コンテンツ制作のためのAI活用を広げる御社として、今後のマーケターにどのような価値を届けていきたいか、展望をお聞かせください。
田島:マーケティングの議論では、どうしてもHowの話に偏りがちだと感じています。しかし、本当に重要なのは「誰に何を届けるか」という根本的な部分です。Howについては、StoryHubのようなツールに任せて、より戦略的な部分にフォーカスすべきだと思います。このような視点を持つことで、マーケティングの本質により深く取り組めるようになるのではないでしょうか。

「書けない」「足りない」を生成AIが補います!
「コンテンツを作る時間がない」「原稿の質にばらつきがある」「もっとインタビュー記事を作りたい」――そんなマーケティング現場の悩みを、StoryHubが解決します。
StoryHubは、企画・執筆・レビューを一気通貫で支援するAI編集アシスタント。記事やインタビュー、SNS投稿文など、あらゆるコンテンツ制作がスピーディかつ高品質に。誰でも、再現性のある制作体制を構築できます。
忙しいマーケターこそ、一度ご覧ください。