
デジタル広告・マーケティング業界の標準化やイノベーション推進を担う国際団体IAB(Interactive Advertising Bureau)は、毎年、世界の測定・分析の最前線を共有する「Measurement Leadership Summit」を開催しています。2025年は6月にニューヨークで開催され、グローバルのプラットフォーマー、広告主、代理店、計測ソリューション企業のリーダーが集結。AI活用、クロスチャネル測定、プライバシー規制への対応といったテーマを軸に、次世代のマーケティング測定戦略を議論する場となりました。後編では、「MMMの再構築」と「人間中心の測定文化の原則回帰」に焦点を当てます。クロスチャネル化が進む現実の中で、どのように測定を再定義し、実務に接続していくべきか。カンファレンスでの議論を手掛かりに探っていきます。
この記事は参考になりましたか?
- グローバルの風向き、トレンドを知る。海外カンファレンスレポート連載記事一覧
-
- TikTok時代のMMMモデルとは?アンペイド接点”をROIに変える、米国の最新測定トレン...
- 【INBOUND2025 現地レポ】ファネルから「Loop」へ 人とAIが協業する新たなプ...
- 「匿名化データなら安全」はもう古い。AI活用とプライバシー対応から読み解く次世代の測定戦略
- この記事の著者
-
菊池 満長(キクチ ミツナガ)
大手ネット広告代理店に新卒で2006年に入社し、一貫して広告運用に従事。
緻密な広告運用をアルゴリズム化し、誰もが高い広告効果を得られるようShirofuneを2014年に立ち上げ。
2016年7月に国内No.1を獲得し、2022年までに国内シェア91%を獲得。
2023年から海外展開をスタートし、現...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア