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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Autumn

確からしさ×心の豊かさが鍵! SNSで拡散を生む、共感と拡散のメカニズムとは?

ハッシュタグ禁止の今、企業のSNS活用はどう変わる?

 「SNSで話題」の起点は、「著名人からのお墨付き」と「それに賛同する複数の声がエンゲージメントを獲得すること」だとわかりました。では、企業がこれを活用するにはどうすれば良いのでしょうか。重要なことは、プラットフォームの特性を理解することです。

X広告での変化と投稿のヒント
X広告での変化と投稿のヒント

 ソーシャルメディアを活用する際のレギュレーションは日々変化していくものなので、環境に合わせたチューニングを意識することも大事です。2025年上期の変化としては Xの広告投稿でハッシュタグの使用ができなくなりました。

 ハッシュタグの代用として、絵文字を使用するやり方や、【】でキーワードを囲むなどの方法を採る企業事例も見受けられます。しかし、本来のハッシュタグ禁止の意図を考えると、より「広告らしさ」を減らした、オーガニックな投稿が求められているのではないでしょうか。具体的には、以下のようなチューニング方法も見受けられました。

  • 投稿文は1〜2行に抑える。
  • 正方形や縦長の画像を活用し、「パッと見てわかりやすい」投稿にする。
  • 画像内に具体的な商品名を入れる。

 これらは、今回調査した「話題化の起点となる投稿」にも共通しています。今後、企業はユーザーが日常的に目にする「リアルなクチコミ」に限りなく近い、「ユーザーライクな投稿」を意識していく必要があるのではないでしょうか。

 続いて、こうした傾向が見られる理由をユーザーインサイトから深掘りしていきます。

次のページ
リアルなクチコミを生み出すために捉えるべきインサイト

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65dB TOKYO(シックスティーファイブデシベル トウキョウ)

 65dB TOKYOは、ソーシャルリスニングを中心としたマーケティング支援チームです。「65dB」とは、人々が通常の会話で発する音声の強さ(65デシベル)から名付けられており、生活者の声からブランドアクションを生み出す分析および戦略立案を行います。また、TBWA HAKUHODO傘下に組織を置くことで、グローバルレベルのクリエイティブチームとも連携し、マーケティングプロセスをワンストップで支援することも可能です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/09/22 08:00 https://markezine.jp/article/detail/49777

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