TikTok for Businessと共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングは、TikTok広告でPontaデータを活用するターゲティング配信および分析サービスの提供を開始した。

TikTokでは、これまでユーザー属性や閲覧履歴などを用いたターゲティング配信が可能だったが、同サービスによりPontaの購買データや価値観クラスターなどのライフスタイルデータを組み合わせた配信が可能に。これにより、広告主はより細分化されたセグメントで広告を配信し、ターゲットユーザーへ効率的な情報提供を実現できる。

また、リアル店舗での購買行動をPontaデータによって可視化し、TikTok広告を見たユーザーが実際に店舗で商品を購入したかどうかの効果を計測できる。配信対象者の前後比較やセグメント別購買率の分析も可能となる。

さらに、直接的な購入指標で評価しにくい商材についても、ブランドリフト調査や購買理由調査を通じて広告効果を評価可能だ。Ponta会員へのアンケートにより、広告接触の有無による態度変容などの分析を行える。広告配信対象者のうち対象商品を購買した人に対し、アスキング調査も実施できる。
なお同サービスは2025年12月まで、一定金額以上の広告出稿時にTikTok for BusinessがPontaデータ利用費を負担する形で、広告主は出稿費のみでPontaデータを活用した施策を行える。
【関連記事】
・フリークアウト、IPアドレスに基づく企業判定データベースと連携 BtoBターゲティングを強化へ
・CCI、購買履歴に基づくターゲティング手法をStore Sales Adsにて提供開始
・スマートニュース、位置情報広告「地点半径ターゲティング」の提供を開始 広告配信エリアの指定を可能に
・フェズの「Urumo Ads」、GoogleのDSP「DV360」へ対応 購買ターゲティングが可能に
・ジーニー、「GENIEE DOOH」にWebリターゲティング配信機能 オフラインとオンラインが連動
