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DMのCV率が20%向上!再春館製薬所がGROWTH VERSEと挑む、顧客起点のAI活用

AIのパートナー選び、大事なのはツールの力より企業の理解力

――今回の取り組みにおいて、GROWTH VERSE様の支援内容について、再春館製薬所様はどのように評価されていますか。

再春館 古江:一言で言えば、「優秀な方たちに、こんなに時間を使ってもらったらずるい」と感じるほど、質の高いサポートをいただきました。レスポンスが適切であることはもちろんですが、私たちが提示したオーダーを、決してその「点」だけで捉えない姿勢が素晴らしいです。

 クライアント企業からの依頼は絶対という風潮がある中で、GROWTH VERSE様は本質的な部分についての議論を必ず取りこぼさず、時に「本当にこれで良いのか?」と問いかけてくれる。そのおかげで、より良い関係性のもとで深く話し合っていくことができました。

再春館 園田:他のベンダー様は、担当者のKPI達成に注力しがちですが、GROWTH VERSE様は再春館製薬所全体の事業をちゃんと見てくれていると感じます。「こういうところも気をつけないといけませんよ」と、私たちが気づかない点に気づかせてくれるのです。

 結局のところ、どんなに「良いツール」であるかよりも、「どれだけ本気で会社のことを考えてくれるか」が最も重要だと、今回の協業を通じて強く実感しました。その意味で、GROWTH VERSE様は真のパートナーです。

GV 葉山:AIと従業員の共存は、日本の多くの企業が直面する課題です。私たちの支援は、コストカットではなく、収益・売上の向上にコミットすることを第一としています。単なる技術提供に留まらず、再春館製薬所様という会社のミッションと経営から見たときの売上貢献を追求しています。

GV 島:私たちGROWTH VERSEの支援は、まずクライアント企業様の最上段のミッションに共感することから始まります。再春館製薬所様の「末永いお付き合い」という哲学を軸に、それを実現するために何をすべきかを逆算的に選定していきました。

株式会社GROWTH VERSE 島 孝行氏
株式会社GROWTH VERSE 島 孝行氏

GV 島:その過程で、AIに関係なくクライアント企業様が気づいていない課題も包括的に洗い出し、幅広い観点から事業をよりよくするためのソリューションを出すことを意識しています。現在、再春館製薬所様では16テーマ・20モデルほどのAI活用が進んでいますが、これは、単なるツール導入ではなく、哲学の実現のために必要な「一役割としてのAI」を一つひとつ作り上げてきた結果です。

より質の高い顧客体験を実現する

――今回の取り組みから得られた学び、そしてこれからAI活用を検討する企業に向けて、「成功に導くために大事なこと」についてアドバイスをお願いします。

再春館 古江:今回の取り組みで分かったのは、再春館製薬所にはまだまだデータが眠っているということです。これまで活用してきたのはローデータと呼ばれる粒度のデータばかりで、コールセンターで蓄積された「定性的なデータ」など、できることはまだ山ほどあると気づきました。

GV 葉山:AI活用では、「先進的な取り組み」と「成果の追求」をスピーディに行うと、必ず現場がついていけなくなるという課題に直面します。このバランスをどう取るかが、次の大きなテーマとなります。

 私たちのプロダクトであるマーケティング AI SaaS「AIMSTAR」は、CDPとMAにAIが紐づいたサービスです。本来時間がかかるデータの統合や施策の検証プロセスを効率化できたことが成功要因の一つですが、それ以上に、解釈性を持ってAIを現場に使っていただくという伴走支援が重要でした。

――最後に今後の展望を教えてください。

再春館 古江:再春館製薬所には、20万名を超える会員様がいらっしゃいます。今後はCDPの基盤をフル活用し、「お客様お一人おひとりに寄り添った対応」を、人の努力だけでなく仕組みとして実現できる体制を整え、質の高い顧客体験を提供していきたいと考えています。

GV 島:私たちが支援していきたい方向性は、すべてのお客様に「再春館製薬所が良い」と思ってもらえる世界づくりです。化粧品業界で誰に聞いても再春館製薬所様の名前が出てくるような、揺るぎないポジションを確立するために、どれだけ貢献できるかをやり切りたいと考えています。

GV 葉山:AIでできる部分はAI化しつつも、お客様とのコミュニケーションの「顔」となるお客様プリーザーの存在は変わらないと考えています。AIの活用を通じて、彼らが「興味深い」「楽になった」と思える環境を突き詰めていくことが、結果的にお客様体験の向上に繋がると信じています。

再春館 古江:これからも、GROWTH VERSE様と共に、顧客起点のAI活用をさらに深化させ、再春館製薬所の未来を築いていきます。

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社GROWTH VERSE

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/10/30 10:30 https://markezine.jp/article/detail/49986

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