イベント・コミュニティプラットフォームを運営するピーティックスは、2025年10月1日、訪日外国人観光客向け新サービス「Visiting Japan」の提供を開始した。本サービスにより、訪日観光客はスマートフォンやパソコンから日本滞在中のイベントを多言語で簡単に検索・予約できる。

近年は旅行者の約8割が個人手配旅行となり、「日本の食」や「文化体験」への関心が高まっているという。一方、イベント主催者は「多言語での情報発信」や「効果的な告知の難しさ」、「外国語対応への不安」といった課題を抱えていた。「Visiting Japan」を利用することで、主催者は特別な手続きなしにピーティックス上のイベントページ内容が反映され、インバウンド集客が可能となる。
本サービスは英語など多言語対応により、外国人観光客が自国の言語でイベント情報を取得できる。イベントページはワンクリックで翻訳されるため、主催者が個別で外国語ページを用意する必要がない。加えて、英語ヘルプページやサポートチームも整備され、外国人対応がしやすい環境が用意されている。


今後も「Visiting Japan」は機能やコンテンツの拡充を予定し、主催者と訪日観光客の双方に向けた利便性向上を目指す方針だ。
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