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電通グループが掲げる「CX-Connect」から紐解く、顧客とつながり続けるために大切なこと(AD)

なぜ、ハウス食品は“ルウの混ぜ合わせ提案”をしたのか?顧客体験から価値を再設計した挑戦

開始1ヵ月で十数万回の診断件数に!ポジティブな反響が多数

安成:キャンペーンを設計する上で、目標設定はどのように行いましたか。

工藤:「AIルウミックスメーカー」では、まず実際に診断された回数を重視しています。結果は、開始1ヵ月で十数万回の診断件数となり、他メーカーなどの診断系サイトと比較しても大きな成果となりました。

 また、キャンペーンを通じた話題の総量も見ており、SNSでの発話から生まれた総リーチ数は約20倍に増加しました。今回のキャンペーンに関するSNS投稿を分析したところ、ポジティブな投稿が9割を占め、残りの1割はニュートラル(中間)という結果でした。本当にたくさんの方に楽しんでいただけたキャンペーンになりましたね。

安達:新たな商品への気づきと、試してみたいと感じていただける体験を提供できるサービスになったと考えています。また、お客様に加えて、営業現場でも反響がありました。「エリアの特性を反映した組み合わせはできないか」「食材や関連商品との組み合わせを提案できないか」といったリクエストもあり、非常にポジティブに受け止めてもらえています。

実際に商品を「試してみたい」と思わせる施策の強化へ

安成:来年以降に向け、どのように取り組みを広げていきますか。

安達:今回、商品の種類や新たな楽しみ方について知ってもらえたので、次は様々な商品や混ぜ合わせを実際に試してもらう施策の強化が課題です。そのためには、店頭でのプロモーションやレシピの考案など、「試してみたい」とお客様に感じていただける取り組みが必要となります。営業現場で出てきたアイデアも参考にして、社内で議論しながら推進してまいります。

 「AIルウミックスメーカー」の設計も、設問や回答でまだまだ工夫する余地があると思います。さらにパワーアップさせていきたいですね。

工藤:今回の取り組みは、ハウス食品内の各部署の皆様に社内調整などでご協力をいただき、dentsu Japan各社の専門性を集結させたことで推進できました。部署を越えて同じ顧客体験を目指して取り組むことで、より良い体験を生活者に提供できるという手応えを、私たち自身も強く実感しています。今後も、専門的な知見を持つメンバーと一緒に、ハウス食品様の体験作りに伴走していきたいと考えています。

安成:今回の取り組みは、ハウス食品の新しい一面が見えたのが印象的でした。長年培ってきたブランドイメージを維持しながら、ユニークな面を打ち出したことが楽しい施策につながったのですね。本日はありがとうございました。

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この記事の著者

加納 由希絵(カノウ ユキエ)

フリーランスのライター、校正者。

地方紙の経済記者、ビジネス系ニュースサイトの記者・編集者を経て独立。主な領域はビジネス系。特に関心があるのは地域ビジネス、まちづくりなど。著書に『奇跡は段ボールの中に ~岐阜・柳ケ瀬で生まれたゆるキャラ「やなな」の物語~』(中部経済新聞社×ZENSHIN)がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社電通コーポレートワン

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2025/12/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/50013

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