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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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常識を覆す。画面占有率50%超でも嫌われない『High Impact広告』のカラクリと成果

購買意欲の高いユーザーに的確にリーチ。『価格.com』で最大化するアテンションと送客効果

MZ:「High Impact広告」が配信されている「価格.com」の媒体特性について教えてください。また、媒体社の視点では「High Impact広告」をどのように評価していますか。

野上(カカクコム):「価格.com」は、パソコンや家電、スマートフォン、インテリア、さらにファッションやプロバイダ、保険など、生活に関わる様々なジャンルにおいて、価格やスペック、クチコミ、レビューを集約し、商品購入やサービス申し込みの前に必要な情報比較をサポートするサイトです。購買意欲の高いユーザーが多いのが特徴ですが、ECサイトではないため、「価格.com」のなかで何かを購入することはできません。各ショップサイトへの送客が主なマネタイズポイントとなっています。

 「High Impact広告」は、大きな広告面によってユーザーに強い印象やポジティブな影響を与える効果的な広告だと感じています。表示される広告が必ずしも想定していなかったブランドでも、商品理解を深めてもらうことができれば、ブランドスイッチも起こり得るのではないでしょうか。慣れ親しんだブランドのみならず、様々な商品を広く知ってもらい、購買の検討材料にしてもらうことが「価格.com」の役割ですので、その大きな力添えにもなっていますね。まだ実施件数は限られるものの、広告を配信した商材はショップサイトへの遷移率も高く、顕著な送客効果が現れ始めています。

株式会社カカクコム 価格.comカンパニー 広告事業本部 広告営業部 第2営業チーム 野上 雄氏
株式会社カカクコム 価格.comカンパニー 広告事業本部 広告営業部 第2営業チーム 野上 雄氏

MZ:ユーザー、広告主、媒体社の「三方よし」な広告とも言えそうですね。この「High Impact広告」と「価格.com」の組み合わせは、どのような企業に有効でしょうか。

岩澤(電通デジタル):スマートフォンや家電をはじめとする、「価格.com」が強みを持つカテゴリのメーカーには特に有効と考えています。そもそもそのような企業様は、すでに「価格.com」を活用されており、重要な媒体に位置づけられています。

 「価格.com」は何かを購入したいユーザーにとっての“玄関口”のような存在です。比較検討の“入口”であり、購入の決め手を見つけて行動に移す“出口”でもある。その場に「High Impact広告」のダイナミックなビジュアルが表示されることで、購入前の背中を押す存在になったり、スイッチングを促したりすることもあります。いずれにしても「価格.com」を重要なタッチポイントと位置づける企業様にとっては、強いアテンションが期待できる「High Impact広告」が有効な選択肢と言えるでしょう。

指名検索の改善率が47倍!「High Impact広告」の具体的成果と活用のポイント

MZ:「High Impact広告」の実際の活用ケースと、その成果について教えてください。

岩澤(電通デジタル):私の担当領域ではスマートフォンでの活用ケースが中心です。たとえば、「High Impact広告×価格.com」の取り組みによって、指名検索の改善率が47倍という成果が得られ、ユーザーの態度変容にも明確なプラス効果が見られました。これまで企業様に仮説としてお伝えしていた「価格.com」の役割や効果が、いよいよ数値データによって、その効果が明確に実証される段階に入ってきたと実感しています。

「High Impact広告」活用イメージ(PC版)
「High Impact広告」活用イメージ(PC版)

MZ:「High Impact広告」を有効的に活用する際のポイントはありますか。

岩澤(電通デジタル):まず、クリエイティブのポイントとしては2つあります。1つ目は、ユーザーが思わず「おっ」と思うような目を留めるような印象的なデザインにすることです。洗練されたビジュアルや、驚きを与えるギミックなどを活用し、ひと目で「カッコいい」と感じてもらうことが、ユーザーの態度変容を促す入口となると考えています。2つ目は、情報を盛り込み過ぎないことです。「High Impact広告」は大きな広告枠ではありますが、伝えたいメッセージを取捨選択し、欲張らずに適切な情報量で訴求することが重要です。何を伝えたいのか明確であればあるほど、ユーザーに強いインパクトを与えることができます。

 また、配信メディアを選定する際には、深いユーザー理解が欠かせません。ユーザーの行動を正しく捉えることができれば、注力すべきメディアも自然と見えてくるはずです。今回はそれが「価格.com」でしたが、商材によっては「High Impact広告」を展開すべきメディアも変わっていくでしょう。

中島(フリークアウト):当社としても、ご相談をいただいた際にはまったく同じ考え方でメディア選定やクリエイティブ提案を実施していますね。案件内容に応じて最適なメディアを選定し、商材特性に合致する媒体へのみ配信を実施しています。

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三社が描くデジタル広告の未来。テクノロジー、メディア、プランニングの戦略的ビジョン

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社フリークアウト・ホールディングス

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/11/18 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50105

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