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ネットマーケティング実践ノウハウ

いまさら聞けない、ブログパーツ製作「4つの誤解」

誤解2.複数ブラウザをサポートしないブログパーツは広まらない

 Flashのみを用いて製作しているブログパーツでは、ブラウザの互換性は基本的には考える必要は無いが、JavaScriptを組み合わせて製作しているブログパーツでは、ブラウザごとにJavaScriptの文法が異なるため、例えばInternet Explorerでは動くがFireFoxでは動かないといった、相性問題が発生することがある。

 もちろん余裕があれば全てのブラウザに対応するのがベストであるが、もし難しい場合は、Internet Explorer専用としてしまっても問題ない。最近やや衰退傾向とはいえ、やはり日本でのInternet Explorerのシェアは圧倒的なので、Internet Explorer専用であっても、十分な広がりが見込める。

 実際私が関わった案件のいくつかはInternet Explorer専用であり、バイラルの広がりの不発やクレームの発生が懸念されたが、いずれも杞憂に終わっている。全ブラウザ対応を優先させてクリエイティブを犠牲にするよりは、Internet Explorer専用であっても面白いものを作るほうが、確実にバイラルは広がりやすくなる。

 ただしブロガーの中でも、IT技術に詳しいユーザはFireFoxを好む傾向があるし、Macユーザの多くはSafariブラウザを利用する。プロモーションのターゲットによっては、彼らの動向が成否を左右する場合もあるので注意されたい。

図2.株式会社ワーナーミュージック・ジャパンが提供するRIPSLYMEブログパーツ
Internet Explorer専用であっても、魅力的なブログパーツであればバイラルは確実に広がる
図2.株式会社ワーナーミュージック・ジャパンが提供するRIPSLYMEブログパーツ Internet Explorer専用であっても、魅力的なブログパーツであればバイラルは確実に広がる

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誤解3.ファイルサイズが大きいブログパーツは敬遠される

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この記事の著者

鈴木・J・修一(スズキ・J・シュウイチ)

株式会社クロスワープ インターネットマーケティング事業部エンジニア。

1981年東京生まれ。 2006年より現職。バイラルプロモーションASP「CROSSMARC」の開発に従事し、大手企業を中心に数多くのバイラルプロモーションで導...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/03 12:00 https://markezine.jp/article/detail/5140

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