SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

モバイルビジネスの成功法則をキャッチ!mobidec2008レポート

「モバイルメールマーケティングにはデコメが効く」
デコメ活用で効果を高める4つのノウハウ


いまは「目覚ましメール」が旬

 「デコメの有効性がある一方、HTMLメールであるデコメの制作は時間がかかるという懸念を持つ顧客も多い」と北村氏は語る。そこで同社では、デコメ制作を支援するツールを提供しているとし、その機能を解説した。デコメは、デコメに対応していない端末のユーザーにも配慮し、htmlのパートとテキストのパートの両方を作る必要がある。この手間を省くために、同社のツールでは、htmlパートを編集すると、テキストパートを自動的に出力できる機能がある。ボタン操作のUIや容量制限カウンター機能もあり、デコメ制作の負担を軽減してくれるという。

 さらに北村氏は、モバイルメールの効果を高める最近のトレンド「目覚ましメール」について説明した。これは、ユーザーが配信の登録をするとき、受信を希望する時間帯、あるいはエリア、星座、そういった情報を保存しておき、毎朝決められた時間にその日の天気予報やニュース、占い、沿線の遅延の情報などを知らせてくれるというもの。

 宣伝というより、ユーザーに対する有益な情報提供をすることでサイトの活性化を促すものだ。この手法を活用する企業が増えてきているという。「目覚ましメール」はユーザーごとに時間や内容を変えて配信する必要があるが、同社のツールにはこれを自動的に配信するような機能も実装しているとした。

 最後に北村氏は、同社のメール配信のASPサービスである「MAIL PUBLISHER SMART EDITION」「MAIL PUBLISHER MOBILE EDITION」「FORM FACTORY」と、納品型のパッケージ製品「MailPublisherX」を紹介し、セッションを締めくくった。なお、サービスの特徴は以下の通り。

「MAIL PUBLISHER SMART EDITION」

 配信対象者リストのデータベースを持っている顧客を対象としたシステムで、配信機能のみを提供するため、他のシステムとの連携が可能。

「MAIL PUBLISHER MOBILE EDITION」

 チェーン店などを想定したシステムで、店舗ごとに簡易集客をして、それをお店単位やエリアにをまたいだ全店舗への配信、本部から全店の顧客へのキャンペーンメールなど、組織的な運用が可能。

「FORM FACTORY」

 メルマガ会員のみではなく、アンケートや資料請求等、異なる複数のフォームを用意して、会員収集とメール配信ができるシステム。

「MailPublisherX」

 同社のASPが持つ機能を統合したパッケージで、既存のデータベースとシームレスに連携してより高度なメールマーケティングが可能。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
モバイルビジネスの成功法則をキャッチ!mobidec2008レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

 就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・翻訳ツールなど...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/01/08 12:32 https://markezine.jp/article/detail/6204

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング