こくばん職人の力作がずらり!「こくばん.in」
2008年2月に個人運営でサービスインしたこくばん.inは、わずか1カ月で投稿総数が10万件を突破するという急成長を見せ、あまりの人気に押されて半年後の8月には運営会社「株式会社こくばんin」を設立。前後して「タモリさん」や「杏仁豆腐」という名作で広くブレイクしました。
こくばん.inでは毎日「お題」が出されます。2009年元日のお題が「十二支」で、2日が「初○○」でした。閲覧回数やコメント数の順に見ると「えと」や「初日の出」といった作品が人気のようです。
2009年も急成長を見せるのか!「pixiv」/「drawr」
Tumblrへの無断転載が憂いのタネになっていたころ、絵描きさんが安心して作品を発表できる場所として、mixiをモデルにイラスト専門のSNSとして立ち上げられたのが「pixiv」です。2007年9月のスタートから順調にユーザーを伸ばし、2008年11月には運営会社のクルークが社名を「ピクシブ株式会社」に変更しました。お絵かきサイトの「drawr(ドロワー)」は、イラストや日記を手描きできる姉妹サイトとして2008年10月にサービスイン。pixiv本体の人気と相まって、一時的に新規登録を中止するほどでした。ユーザー数は、2008年12月30日で50万人を突破しています。
pixivには萌え系のイラストもかなり多く、たとえば「丑年や「牛」のタグでは、こんな力強い「丑」もありますが、全体的に白黒の牛柄模様のコスプレ(?)をした半裸の巨乳女性が目を引きます。そんな中で牛キャラ最強の女性といえば、やはり、「ミル姉」でしょう。
また、正月番組での「夢あえ」ドリームコンビの記憶も新しかったので選んでみました。タグもあります。なお、pixivで画像をオリジナルサイズで閲覧するには、ログインが必要です。
若い女性から絶大な支持!「手書きブログ」
てがきブログも2007年11月に個人運営でスタートし、2008年2月に運営会社「株式会社pipa.jp」を設立。ユーザー数は、10月末時点で20万人を突破しています。全ユーザーの9割が「29歳以下の女性」というこれまでのウェブサービスとはあまり見られないユーザー層も話題となりました。
「ブログ」という切り口で運営されているためか、初心者が入りやすい雰囲気があり、よい意味で作品感がそれほど強くありません。書き文字も多く、タグ「年賀状」なども雑誌の新年号で投稿はがきコーナーを見ているような印象があります。絵柄的にかなり若い描き手が多そうですが、干支と「獅子舞」を1つずつピックアップしてみました。