『エスクァイア日本版』は、米Esquire誌の日本版として1987年に創刊、22年にわたってカルチャー、ファッションなどの情報を提供してきた。その誌面づくりには定評があり、固定ファンも多く、書籍やイベントなども展開していた。しかし、こうした情報を提供する雑誌は『BRUTUS』や『Pen』など競合も多く、昨今の広告出稿の冷え込みもあいまって、状況が悪化していたものと思われる。
エスクァイア マガジン ジャパンは、休刊までの3号で特大企画を計画しており、永久保存版として最後を飾る充実した内容を提供したいとしている。
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