「Green Island」プロジェクトは、2008年に文化庁メディア芸術祭のアート部門で審査委員会推薦作品に選出されてから、共感するクリエイターが増えたことで今も参加者が増え続けている。秋葉原や渋谷、原宿など、コンクリートジャングルと化して久しい東京の街に芝生が敷き詰められた数々の写真は、すべて写真加工によるものだが、そのシュールな光景は芝生の緑によって、どこか安らぎを感じさせるイメージとなっている。
今後も東京を中心に作品を追加する予定ということだが、プロジェクトを運営するフォーデジットは世界中にこのイメージが広がることを歓迎しており、写真素材の提供やレタッチだけでもやりたいという協力者、スクリーンセイバーやブログパーツの作者も募集している。これからも、このプロジェクトは広がりを見せることになりそうだ。
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