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ネットイヤー流Webブランディング成功の鉄則

ケーススタディ(1) ブラザー工業のWebブランディング(後編) - 第1回


効果測定

 このようにして、ブラザー工業のブランド・コンテンツを開発していきました。その結果が、下記のユーザー調査です。ブランド・アイデンティティを保ちつつも、ターゲットとより身近な存在になることに成功できたのではないでしょうか?

調査結果1
  • ブラザー工業のブランドについて

    「スマートスタイルwith Brother」の映像を見た人のうち、平均すると66.0%の人に「smart style」「professional value」「capable partner」「自由」「自律」「輝き」というメッセージが伝わっている

    「操作を実感Brother products」を見た86.7%の人が「実際に使用する際のイメージが湧いた」と回答し、71.9%の人が「ブラザー製品への信頼が大きくなった」と回答している

    上記2コンテンツを見て、「smart style」「professional value」「capable partner」のニュアンスを3つ平均で82.7%の人が感じている

  • 購入希望者の割合

    ウェブサイト、ブランドコンテンツを見終わった後、全体の40.8%の人がブラザー製品を今後の購入において「候補として考える」、42.8%の人が「まぁ候補として考えると思う」と回答している

    複合機・プリンタ購入時に「ブラザー製品の購入を深く検討しなかった」人については、29.3%がブラザー製品を今後の購入において「候補として考える」、47.7%の人が「まぁ候補として考える」と回答している

 また、もう一つの結果として、「スマートスタイル with Brother」に登場した中で、一番好意的だった、篠原さんの映像については下記の調査結果となりました。


調査結果2

 今回はブラザー工業の事例を使ってWebブランディングを構築するために必要なポイントを紹介していきました。 次も他社の事例を使い、Webブランディング手法を紹介していきたいと思っています。どうぞ、お楽しみに。

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この記事の著者

高 京樹(コウキョウジュ)

Grey Interactive Japan の部門責任者を経て、2000年にネットイヤーグループ株式会社に入社。ユーザー エクスペリエンスデザインセンターを創設し、事業の中核組織として成長させる。90年代初めから日本アイ・ビー・エム大和研究所、マルチメディアクリエーションセンターで、CD-ROM、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/03/09 18:03 https://markezine.jp/article/detail/773

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