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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

Web解析からデジタルマーケティング解析へ

鍵となるデータ連携

 Web解析ツールがデジタルマーケティング解析ツールへと変貌するための最大の鍵がデータ連携である。基本的にはこれまでWeb解析ツールで取得していたWebサイト内のデータや、インターネット広告に関連するデータに加え、各種デジタル広告のデータをインポートすることになろう。

 その際、手作業で各広告媒体からデータを一度エクスポートし、改めて解析ツールへインポートという手段でもデータの一元管理は可能ではあるが、そこで発生するタイムラグや手間はできる限り省いておきたい。

 そうなるとAPIを活用してのダイレクトなデータ連携を実現させ、手間もタイムラグも発生させないというのが最善の手段と考えられる。

実現しつつあるデジタルマーケティング解析

 こういったAPIを活用してのデータ連携は実際に進みつつある。以前にOmniture SiteCatalystとSalesforceの連携を紹介したが、Omniture SiteCatalystは米国においてはそれ以外にも160を超えるシステムとのスムーズな連携が可能となっている。今後日本においても同様のデータ連携が進んでいく可能性は十分にあるだろう。

 もちろんOmniture SiteCatalyst以外の解析ツールもその流れに向かっていくことは十分考えられる。これらのツールをにできるだけ多くの広告データを集約し、デジタルマーケティング解析ツールとして活用できるかが、今後のデジタルマーケティング成功へ向けての大きな鍵となるだろう。

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この記事の著者

高木 龍平(タカギ リュウヘイ)

株式会社アイレップ グローバルオペレーショングループマネージャー。

1976年生まれ。2000年早大理工卒業後、EDSジャパン(現 日本HP)を経て2005年アイレップ入社。各種マーケティングツールの開発、Web解析業務に従事した後、現在は海外へのソリューション提供を画策中。

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/08/17 11:00 https://markezine.jp/article/detail/7857

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