エイビーロード・リサーチ・センターは、2008年に海外渡航をした6,193人を対象に、5月に「エアライン満足度調査2009」を実施した。総合満足度で1位となったのは、5つの評価部門のうち4つで1位を獲得した「シンガポール航空」。2位は「ヴァージンアトランティック航空」、3位は昨年の7位からランクアップした「エバー航空」となった。
部門別に見ると、「客室乗務員の接客サービス」のベスト3は、シンガポール航空、ANA、日本航空で、JAL系列の航空会社が大きくランクアップしている。また、「機内食」の上位3社は、シンガポール航空、ヴァージンアトランティック航空、カタール航空で、2位のヴァージンアトランティック航空は和食を評価する声もあがっている。
また、「機内エンターテインメント」の1位はヴァージンアトランティック航空で、エミレーツ航空、シンガポール航空が続いている。3社ともシートバックTV、オンデマンド放送、多チャンネルのプログラムを提供しており、ハードとソフト両面の充実が評価されている。
秋から再び燃油サーチャージの復活を予定している航空会社もあるが、利用者は料金の安さだけでなく、サービス内容についても厳しくチェックしているようだ
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