モバイルの検索の利用シーン
Q2‐2ではモバイルでの検索をどのようなときに行うかを尋ねた。
「自分でふと思いついたとき」「PCでウェブページを見ているとき」「道に迷ったとき」の3つが上位となっている。特に「道に迷ったとき」はモバイルの特性を活かした検索であると考えられる。
しかしながら、他の結果を見ると、まだまだモバイルはその特性を活かしきれていないと言えるのではないだろうか。「道に迷ったとき」のような仕方のない受動的なときだけではなく、「お店を探すとき」や新聞や雑誌などに触れているときに、能動的に利用率が向上していくような、モバイル検索ならではの進化が必要ではないだろうか。
推測であり、希望でもあるが、例えば、PCの検索でも主流になりつつあるパーソナルな検索などが実現すれば、よりモバイルの特徴が活かされ、利用率も各世代で伸びるのではないだろうか。

次回は、モバイル検索とPC検索の満足度を中心に比較していく。