モバイル検索への不満「結果が見にくい」が」1位
Q2‐2では、Q.1で「不満がある」「大変不満がある」とした人に対して、モバイルの検索に関する不満点について調査した。
最も多くの人から不満点としてあげられていたのは「結果が見にくい」という点である。これは携帯電話の画面の小ささが最も大きな原因だろう。ハードウェアの特性上、やむを得ない点もあるが、インターフェースの改善など、ユーザーが期待する点は少なくないのではないだろうか。次に続くのは「結果表示まで時間がかかる」「結果件数が少ない」「余計なコンテンツが表示される」といった回答だった。

PCに比べて比較的不満点の多くなったモバイルであるが、モバイルの検索結果に目的のサイトが見つからずに不満があったときには、PCで検索し直すことがあるのだろうか。
モバイル検索での不満をPC検索で解消
Q3ではモバイルの検索が満足いかなかったときに、PCでやり直すことがあるか尋ねた。「よくある」としたのは30.9%、「時々ある」としたのは53.8%、「ない」としたのが12.5%、「わからない」としたのが2.8%だった。
モバイルの検索を用いても解決されなかった不満を、PCの検索で解決する人は少なくないようだ。PC・モバイル両方の検索を利用するユーザーにとっては、モバイルの検索はPCの検索に比べるとまだまだ得られるものが少ない傾向があるのかもしれない。

次回は、ユーザーが何ページ目まで見ているか、などPCとモバイルの検索について、さらに細かい部分を調査していく。
本調査はインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。また、本調査は株式会社ボーダーズが提供するセルフ型アンケートリサーチシステム『アンとケイト』を使用して調査を行っております。