マッドハウス子会社のマッドハウス北京は、北京网尚文化传播有限公司(Net Movie)と提携して、中国のインターネットカフェ約2万店舗に向けて今月からアニメ作品を配信する。マッドハウス専用コーナーでは、第一弾として「はだしのゲン」などの長編作品や今 敏監督の「妄想代理人」などのテレビシリーズなど、全10タイトルを配信する。
現在、中国全土にネットカフェは18万店舗あり、ユーザーはネットカフェの利用時間内であれば映像コンテンツが見放題のため、映像コンテンツを楽しむ利用者が増えているという。Net Movie社は、コンテンツが1回視聴されるたびにコンテンツプロバイダーに視聴料を支払うシステムをとっており、今年からディズニー作品の配信も始まっている。
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