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動画マーケティング最前線

「百万聞は一動画に如かず」
CVR向上を目的とした米国動画マーケティング最新事情


動画ではファーストビューならぬ最初の10秒がCVRに影響

 サイトでの動画利用が広まるに連れて、米国ではSEO、ソーシャルメディアマーケティングに続き、動画マーケティングの専門家が現れているという。試行錯誤の末、どんな動画ならCVRが高いか、成功事例のノウハウも徐々に蓄えられてきたのだとか。

 例えば、LPなどではファーストビューが重要とされているが、動画でも最初の10秒が大切になってくる。「視聴者は何らかの情報を探しているわけですから、最初の10秒で目的の情報が見つかるか、必ずはっきりと伝えなければいけません。ですから、最初の10秒で『このビデオではこれについて説明します』とキーポイントを入れておかなくてはなりません

 また、30分のビデオを撮ったとしても、それを1本にまとめて載せるのではなく、トピックごとに分割して載せた方がよいのだとか。「再生中のビデオに飽きた」と思われた時のため、別のビデオを選択できるようにしておけば、離脱を防いでコンバージョンにつなげられる率が上がるのだそうだ。

 このほかにもサムネイルで表示する場面の選び方次第で視聴率が変わったり、同じ人に話を続けさせるよりも途中で図やほかの映像を入れるなど、変化をつけた方が離脱防止に役立つという。

 日本でも動画を使うサイトがちらほら出てきている。Webのトレンドを考えると、向こう数年間で動画は当たり前のように使われることになるかもしれない。そう考えると、競合会社との差別化を図るために、早いうちから動画にチャレンジしてノウハウを蓄えておくという選択肢も悪くはないのではないだろうか。

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この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/06/02 19:05 https://markezine.jp/article/detail/9275

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