【data06】QRコードと検索、モバイルサイトへの誘導に好まれるのはどちらか?
最後にQ6では、モバイルサイトへ移動する際に「QRコード」と「○○と検索してください」のどちらが良いと思うかを尋ねた。その結果、「QRコード」と回答したユーザーは58%、「○○と検索してください」は42%となっており、QRコードの方が高い支持を得ている事がわかった。
冒頭では、「モバイルユーザーは○○と検索してくださいというキャンペーンをポジティブにとらえているのか」という問いを投げかけたが、QRコードの利用意向には劣るものの、今回の調査からは上記手法を多くのユーザーがポジティブに捉えているのではないだろうかと考えられる。
注目しなくてはならないのは、両者の違いがどこにあるのか?である。 QRコードの歴史は長く、携帯電話にQRコードが搭載されたのは2002年9月、J-PHONE(現SoftBank)から発売されたJ-SH09が第1号となっている。それに対し、各キャリアが検索エンジンに力を入れだしたのはつい最近の事だ。
KDDIは2006年5月にGoogleと業務提携を行い、翌々月の7月から「EZweb」においてGoogleの検索エンジンを採用。またSoftBankについては同年10月1日より「Yahoo!ケータイ」を開始し、検索エンジンに関してもYahoo!を採用した。
もし両者の違いが、ユーザーへの浸透度にあるのであれば、今後、クロスメディア戦略の手法はQRコードから検索へと移行する可能性があるかもしれない。
今回の調査は、業界の全般的な調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業界やそれぞれのシチュエーションに合ったリサーチにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問合わせください。
サンプル数 :300
調査期間 :2007年02月21日~2007年02月21日
調査方法 :モバイルリサーチ
調査機関 :ネットエイジア株式会社
対象者 :15歳から39歳の男女本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。