【data02】20%のユーザーがQRコードの利用に不便さを感じている!
Q2では、Q1で「QRコードを知らない」と回答したユーザー以外に、QRコードの利用実態を「スムーズに利用ができるか」という観点から尋ねた。その結果、「大抵スムーズに利用できる」という回答が最も多く46%、次いで「いつもスムーズに利用できる」の34%と続いている。逆にスムーズに利用する事ができないというユーザーは、「あまりスムーズに利用できない」が16%、「いつもスムーズに利用できない」は4%となっている。
携帯電話のQRコード機能は、機種によってその読み取り能力が異なり、機種ごとに「何%を読み取る事ができないと、認識する事ができない」という決まりがある。全てを読み取れなくても正しい情報を認識できるのは、QRコードの「誤り訂正レベル」という機能によるものである。
QRコードは雑誌やポスターに印刷される事がある為、汚れたり破損する事が多くある。そういった時に、ユーザーがストレスを感じないように、「約7%~30%の欠損であればデータを復元できますよ」という機能(誤り訂正レベル)が設けられたのである。
今回の調査では、80%のユーザーがスムーズに利用しているという結果が出ており、この機能が功を奏していると考えられる。しかし、20%のユーザーが不便さを感じているのも事実であり、QRコードを使ったキャンペーン等を行う際は、QRコードの確実性に留意する(汚れや欠損を防ぐ)必要もあるだろう。