商品リンクについて
商品画像や商品名のテキストをクリックすると、その商品の詳細ページに直接ジャンプするというものです。これは「バナーが商品画像に置き換わっただけ」という単純なものではありません。リンクを張るアフィリエイトサイトから見ると、その違いは非常に大きいのです。
- 好きな商品だけ集めて並べた「セレクトショップ」的なサイトを作れる
- 商品紹介ページに直接リンクされるので、購入のステップが短縮される
アフィリエイトプログラムが始まって間もない頃は、資料請求や会員登録などを成果としたプログラムに参加し、バナーを運営サイトに貼り付けて送客するスタイルが主流でした。その後、ブロードバンドの普及などもあってオンラインショッピング市場が成熟してきた結果、売上成果でも工夫次第でそれなりの収入になるという認識がアフィリエイトサイトの間で広がっています。
そして、商品リンクを使ってカテゴリごとに商品画像を並べる「アフィリエイトモール型」のサイトを立上げる人も増えてきました。もともと運営しているサイトに、広告的なリンクを張るのではなく、好きな商品をチョイスした「セレクトショップ」を作る、いわば、アフィリエイトプログラムによってサイトのコンテンツを作り上げてゆくような使い方も出てきています。
特に、商品リンクが中心の楽天アフィリエイトが始まり、参加しやすさと使いやすさで一気にアフィリエイト数を増やしてからはその傾向がさらに強まりました。もともと商品リンク機能に力を入れていたリンクシェアや電脳卸以外のASPも、個々の商品ページにリンクを張る機能を搭載するようになってきました。
いわゆる「商品リンク」には、2種類の方式があります。バナーやテキスト同様、管理画面で商品の画像や飛び先を登録し、それをアフィリエイトサイトで使ってもらう「事前登録型商品リンク」。もうひとつは、アフィリエイトサイトの方で、リンクしたいページ、利用したい画像やテキストを指定してリンクを作成する「アフィリエイト指定型商品リンク」です。 この違いはアフィリエイトサイト側の画面で見るとよくわかるでしょう。両方の機能を最初から搭載しているリンクシェアを例に見てみます。
事前登録型商品リンク
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バナー同様、カテゴリや商品名検索で目当ての商品を探し、そのコードをコピー&ペーストして利用する。初心者にもとてもわかりやすい。また、どの画像を使って欲しいのか、どのページにリンクして欲しいかといったあたりをECサイトがコントロールできる利点もある。商品点数が数十、数百と多くなる場合に備えて、エクセルなどで一覧を作成し、csvファイルをアップすることにより一括で登録できるようにもなっている。 |
アフィリエイト指定型商品リンク
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リンクシェアでは、アフィリエイトサイトが好きなページや画像ファイルを指定してリンク用のソースコードを作成する機能を「リンクビルダー」と呼んでいる。各ASPで作業の方法は異なるが、リンクシェアの場合、管理画面から「リンクビルダー」をクリックすると、上のような、フレームで仕切られた画面が開く。左欄にリンクさせたいURL、使いたい画像ファイルのURL、商品名などのテキストを入力して「コードの生成」ボタンをクリックすると、ポップアップウィンドウ内でリンク用のコードが取得できる。 このツールを使うことで、提携ECサイト内の好きなページに好きな画像でリンクを張れるようになる。一度に複数の商品詳細ページURLをアフィリエイト用のリンクURLに置換するための機能も用意されている。リンクビルダー機能をアフィリエイトが使えるようにするかどうかはECサイトが自由に決めることができ、利用可能にするためには、管理画面で「リンクビルダーを提供する」にチェックをするだけ。極めて簡単。 |


