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サイト解析なくしてビジネスの成長なし
ビジネスイノベーター、ライフネット生命保険のAdobe SiteCatalyst活用術

SAINT機能活用と情報共有

 一方、ライフネット生命保険では、SiteCatalystのSAINT機能も活用している。通常、広告測定用のトラッキングコードは記号でしかないため判別しづらい。これを、媒体名、メニュー名、キーワード名などわかりやすい形に置き換えをする。また、リスティング広告なら、サーチかコンテンツか、社名か非社名か、などのカテゴリー分類情報を付与することで分析もしやすくする。つまり、SAINT機能を活用することで、全員が共通で理解できる環境が構築でき、分析作業の負荷が軽減できる、という利点がある。

 同社のマーケティング部には15人弱のスタッフが所属しているが、少数精鋭で業務を遂行しているため、複数の業務を兼務するのは必然だ。このスタッフ全員が、サイト上の動向を共通で把握しておく必要がある。プロモーション活動の施策検証や人気の出てきたページを知ることで次の成長機会を生むこともできる。

 また、デイリーチェックに有効なのが、SiteCatalystのダッシュボード機能となる。複数の情報をばらばらにみるのではなく、重点的にチェックすべきレポートをひとまとめに保存し表示できるダッシュボード機能を活用すれば、短時間でポイントを押さえて動向把握ができる。こうしたダッシュボードを用意するのは、選任担当一人で行えるので、皆はそれを見るだけでよいという利便性もある。

複数サイトのノウハウが得られ、勘所を知っている

 ところで、ライフネット生命保険は、SiteCatalystをはじめとしたAdobe Omniture製品の導入を、メディックス経由で行っている。常に複数検証して選択するスタンスの同社がメディックスを選んだ理由、直販ではなく外部パートナーを活用する背景を、堀江氏は次のように語る。

 「メディックスさん経由でツール導入させていただく最大のメリットは、新しいツールが出た際の対応です。メディックスさんが当社で試したことは、他社でも試していただけるなど、お互いに利点が生まれます。直販でツールの導入を行うと、学んだ経験は自社にしか蓄積されません。逆に、メディックスさんに入ってもらうことで、複数のサイトで試したことを、自社サイトで試せることも大きいです。そもそも最終的に保険を安く売るのが当社の使命ですから、ツール導入、活用に内部リソースを割くのは本末転倒です。幅広いノウハウを蓄積したメディックスさんから支援をいただく方が、改善の勘所が事前にわかっているため効率的に進められると判断しています。さらに、海外の最新情報をいち早く教えていただけるなど、目に見えない面でも非常に有意義な関係が築けており助かっています。」

 メディックスがライフネット生命保険に提供したノウハウの1つが、サイト内をチェックし、コンバージョンに寄与したページを見つけるための貢献率レポートだ。

 例えば、某有名雑誌でライフネット生命保険がナンバーワンになったという記事がWeb上に掲載された際、コンバージョンレートが高くなった。しかし、ライフネット生命保険のトップページでお知らせ枠が3行しかなく、更新すると消えてしまうことによりコンバージョンレートが落ちてしまうという課題を発見。更新してもトップに出し続けることで高いコンバージョンレートを維持できる点などをアドバイスし、サポートしている。

 そのほか、間接効果を検証できるようSiteCatalystをカスタマイズ。一般的に通常の導入方法では、複数接触してきた場合でも、最後に流入した広告媒体しか計測されない。金融媒体の場合、検討期間が長く、複数回にわたり広告流入が起こりやすい。その中で、初回接触した媒体評価が特に重要と、ライフネット生命保険では考えていた。

 そこで、メディックスでは、カスタマイズにより間接効果が計測できるよう設計し、レポートも納品。集客施策の最適化を図るサポートを行っている。ライフネット生命保険も、こうした点を高く評価している。

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この記事の著者

高澤 里美(タカサワ サトミ)

外資系IT調査会社での調査・分析、半導体産業新聞記者などIT関連分野で幅広く十数年の経験を積んだ後、フリーライターとして始動。IT分野を中心に、各種執筆活動を継続中。最近では、各種記事・原稿執筆に加え、IT関連企業各社のプレスリリース、ニュースレター、広報誌なども手掛ける。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2011/04/14 17:26 https://markezine.jp/article/detail/12256

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