インターネット対応のデジタルテレビをブロードバンド回線につなぐだけで、映画、海外ドラマ、天気や株価、ゲームや占いなどを楽しむことができるサービス「アクトビラ」は、今年に入って累計接続台数が200万台を超え、コンテンツ数も3万2000本以上に達している。こうしたテレビ向けインターネットサービスを通常のウェブ解析ツールで対応すると、テレビの画面表示速度に負荷を掛けてしまい、ユーザー体験にマイナスの影響が出るため、これまで解析の実施は困難とされていた。
今回アクトビラが採用した「Adobe SiteCatalyst」では、CPUの処理能力への負担を最小限に抑え、PCサイトの解析と同等の速度での計測を実現。これによって、視聴者のサイト利用やコンテンツ購入の傾向をリアルタイムで計測することが可能となった。アクトビラでは、画面遷移上の滞留・離脱ポイントを明確化することによって、サービスの充実、利用者および収益の増加を推進するとしている。
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