WebARENA SuitePROを機能強化 ディスク容量は3倍以上に
NTTPCコミュニケーションズでは、このほどVPSサービス「WebARENA SuitePRO」の機能強化を図った。これにより、基本サービスでも、ディスク容量は従来の6GBから20GBへと3倍以上に拡張された。これにより、1つのIDで管理できるサイトを増やすことができるため、例えば、ドメインの統合によるインフラコストの低減も可能だ。しかも、必要に応じて最大50GBまでの拡張をユーザーがコントロールパネルでできるなど、使い勝手にも優れる。また、データの転送量に応じた追加料金が不要なため、ページビューやアクセスが大きく増加した場合もコストアップを気にする必要はないのだ。
個々の機能でも、リソースの配分が強化され、従来に比べてCPUの搭載数は4倍、メモリー容量は2倍としている。OSには、Linuxで最もシェアの高いRed Hat Linuxの後継であるCentOS4を採用。また、これまで使用制限のあった、iptablesやpingなど特定の機能やコマンドにも対応、より多くのアプリケーションを利用できる。加えて、メールのウィルスチェックサービスも無料で標準搭載されている。
10年の経験と4万以上の実績が裏付ける高い信頼性が何よりの強み
一般のエンドユーザーと異なり、ホスティングサービスを利用するユーザーの場合、データ転送は下り以上に上りの速さも重要だ。特に専用サーバ並みに独自のアプリケーションを使用したり、データベースを使った本格的な処理を行うなど、業務自体に直結する場合、アクセス環境と信頼性は何よりも重視しなければならないポイントだろう。
「当社は、これまで10年以上に渡って4万以上のお客様にホスティングサービスを提供してきました。その経験、実績、ノウハウは何よりの強みだと思っています」と三好氏は強調する。
実際、利用者の加入経路で一番多いのは同社のサービスを利用したユーザーから、紹介や推奨を受けてサービスを申し込んでいるのだという。まさに顧客満足度の高さを示す何よりの証拠といえる。
「アクセス環境ですが、WebARENA SuitePROは、国内最大級の50Gbps超のインターネットバックボーンに直結し、主要回線の二重化、障害時の迂回ルートを確保しています。また、サーバは全て国内の堅牢なデータセンタに設置されており、海外設置のサーバに比べ、より快適なアクセスが可能です。また、ISMS認証基準を取得し、セキュリティにも配慮しています」と説明する。
なお、NTTPCコミュニケーションズでは、WebARENA SuitePROを個人やSOHO、中小企業といったエンドユーザーに向けて、直販だけではなく、ASPやSaaSのプラットフォームとしてより多くのユーザーが利用できるよう、OEMを含めたリセール展開を積極的に展開していく方針だ。
「リセール展開は2007年10月から実施し、ASPやSaaS市場における日本最大のプラットフォームを目指します」と岸氏は意気込みを力強く語った。
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