「DoubleRecall」は、自社メディアの特定コンテンツへのアクセスの導線に広告スペースを埋め込み、訪問者が広告メッセージ中のキーワードを広告枠内の入力欄に打ち込むことで非表示だったコンテンツが表示される仕組みになっている。
DoubleRecallは、考案者の出身地であるスロベニアで事業をスタートし、現在はニューヨークに拠点を移している。この広告技術は、インターネット広告に流入しにくいブランド広告費の受け皿として期待されており、欧州ではすでに、Mentos、Red Bull、Nissan、Renault、Volvo、Pfizerなど多数のグローバルブランドに導入されている。
今回、デジタルガレージの子会社DGインキュベーションがDoubleRecall社に出資し、日本市場における事業展開を共同で行うことで合意。デジタルガレージは、3月以降のテストマーケティング開始に向けて、国内の媒体社、広告主各社への案内を開始している。
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