SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

LABO

「画像がすべて」のPinterest、マーケティング活用3つのポイント

ビジネスにどう活用できるのか ―Pinterestとマッチするターゲット層とは?―

 Pinterestの基本的な使い方を見たところで、次に米国のInternet Marketing社が公開している“The Power of Pinterest”というインフォグラフィックを一部ご紹介しながら、Pinterestがビジネスに本当に使えるのかどうか、考えてみたいと思います。

 これは米国でのPinterestの伸びを表したグラフで、緑の折れ線グラフが「総ユニークビジター数」の推移を、赤の棒グラフが「1人あたりの平均利用時間」を示しています。わずか10か月で約28倍のUU増となり、右肩上がりの順調な推移が見て取れます。

 ソーシャルメディアの2012年2月時点のメンバー数を見ると、Facebookが8億4500万人、Twitterが2億人、Pinterestは1040万人、またShareaholicの調査データによる2012年1月のリファラートラフィックの割合を見ると、Facebookが26.4%、Twitterが3.61%、Pinterestが3.6%となっており、まだまだFacebookが圧倒的なことに変わりはありませんが、Twitterと20倍近くもメンバー数に差があるにも関わらず、リファラーはわずか0.01%の差しかないことがわかり、Pinterestの外部サイトへの誘導力の強さがわかります。

 最後に、ユーザー属性を見てみると、25~44歳が半数以上を占めており、男女比は20:80と、やはり圧倒的に女性ユーザーが多いことがわかります。さらに着目したいのが、家計所得のボリュームゾーン。2万5000ドル~7万4999ドルで全体の約7割を占めていることから、“ちょっと背伸びをしたら手が届きそうな、自分の憧れを集めるサイト”としてPinterestが活用されているのではないかと推測されます。

次のページ
企業がPinterestを活用すべき3つの理由

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
LABO連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/07/11 11:00 https://markezine.jp/article/detail/15984

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング