SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

FEATURE

何が届くかは“あの人”におまかせ! 新しいECのかたち「サブスクリプション(定期購入)型コマース」とは?

衣食住のアイテムをキュレーションする「HATCH」

 「HATCH」は衣食住のいろいろなアイテムを取り扱う定期購入サービスだ。それぞれに対してキュレーターを立てており、自分の好きなキュレーターによって選定されたアイテムとともに、そのアイテムを使ったライフスタイルまでを提供する。

 すべてのアイテムにストーリーを用意しているため、例えば「こだわり高品質のコーヒー豆」6ヶ月コース37,800円を一括前払いといった形でコース販売しているのが特徴だ。6ヶ月が終わったときには、自分の好きな味・好きなお店・好きな飲み方が見つけられるよう、キュレーターの早野氏からコーヒー豆とともにマグカップやコーヒーを淹れる道具といった付属品と、メルマガのコラムでうんちくが届けられる。

HATCHを運営する三浦氏
HATCHを運営する三浦有人氏

 「従来のECだと、顧客のオーダーに合わせて、毎日入荷して毎日出荷しないといけないが、定期購入ではまとめて対応することができ、フルフィルメント(商品の発注から決済、ピッキング、配送までのトータル業務)のコストを大幅に下げられる。その分、サポートに回すことができるのが最大の強みであり、“いかにリピート購入してもらうか”というECの課題も解決できる」とHATCHを運営する三浦氏は語った。

 HATCHでは、今後HATCHというキュレーター集団がセレクトしたアイテムという、キュレートそのものをパッケージとして、大手百貨店やホテルなどの企業向けに提供していく予定だ。

次のページ
誰でも定期販売サービスを始められるプラットフォーム「Box To You」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
FEATURE連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/09/10 11:00 https://markezine.jp/article/detail/16357

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング