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「Google アナリティクス リマーケティング」が変える広告と解析の世界

「Google アナリティクス リマーケティング」で手間とコストを軽減、タグの設置はどうなる?


タグの設置には、高度な技術を必要とする場合も

 サイトに対する準備や、具体的な導入方法については別途詳細に解説しますが、最後にGoogle アナリティクス リマーケティングの導入にともなう注意点について触れておきましょう。

タグの設置には技術力が必要

 通常の広告出稿であれば、タグの設置は簡単に行なうことができますが、ウェブ広告を高度に実践する場合、タグの設置についても設計を必要とすることがあります。ウェブサイトの構造に対してどうタグを配備するのか、設置後のメンテナンスを容易にするにはどうすべきか、などの設計や技術要素を含む場合です。

 制作チームやシステム部の力を借りずに、マーケター自らウェブ広告をリアルタイムに実施できることはメリットですが、当初の開始にあたっては技術を必要とする部分がありますので、ご注意ください。

 また、Google AdWordsだけを専門に取り扱ってきた委託業者であるのならば、今後はGoogle アナリティクスとのリンクを実施し、リマーケティング広告をウェブ解析の視点を踏まえて実践していくスキルが必要になります。

 「Google アナリティクス リマーケティング」では、ウェブ解析とウェブ広告の距離が密接になります。タグの設置、設計に関する知識、スキルとウェブ解析を前提にリマーケティングを実践していく知識、スキルの社内リソース配置、またはスキル持ったパートナーの選定と配置を十分に検討しておくことが必要です。

Googleがタグマネジメントツールを発表

 Googleは、2012年10月1日に「Google Tag Manager」というタグマネジメントツールを発表しました。 このツールは、今回解説させていただいたタグ設置をさらに簡単にし、設置にかかる負担を軽減することができます。これからのデジタルマーケティングを加速させる一躍を担うツールです。このGoogle Tag Managerについては、別の連載で解説されていますので、ぜひご参考ください。

 次回は、Google アナリティクス リマーケティングに関する具体的な準備事項を解説します。ぜひご期待ください。

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この記事の著者

山田 輝明(ヤマダ テルアキ)

NRIネットコム株式会社 クラウドテクニカルセンター 副センター長 兼 営業DX推進担当

2009年にNRIネットコムに入社。デジタルマーケティング事業を立ち上げ、特にGoogleアナリティクス、デジタル広告に関するビジネス拡大に注力。2018年にNRIネットコムから一旦退出し、株式会社MeeCapを設立、スタートアッ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/22 16:56 https://markezine.jp/article/detail/16546

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