Social Insightなら、細かいデータを客観的に把握できる
楽天トラベルがTwitterの利用を開始したのは2009年。Facebookは2010年からスタートした。その頃と現在では、ソーシャルメディアの使われ方が変化している。そうした違いも、Social Insightのデータからより正確に把握することができると藤原氏は語る。
「Twitterを始めた頃は、定期的なツイートを配信することでどんどんフォロワーは増えていましたが、今はインパクトがあるキャンペーンを実施しないとなかなか増えません。Facebookもそうですが、キャンペーンが終わると律儀に外す人もいるんですよね。Social Insightを使うことで、そういったキャンペーン前後の細かい効果測定も客観的にわかるようになったのが、よかったです」。
ソーシャルメディアだけでなく、ネット上でのさまざまな施策を試行錯誤しながら行なってきた藤原氏は、Social Insightにさまざまなメリットを感じている。「自社の状況を見るだけなら、Twitterの数字を毎日見たり、Facebookのインサイトをダウンロードしたりすればいい。Social Insightでは客観的に他社の状況も見られるところがいいですね」。
キーワード検索もよく使う機能のひとつだ。「良いところも、改善が必要なところも、Social Insightでキーワード設定をしておくと追うことができます。1件のツイートでのご指摘はもちろん重要ですが、件数の増加傾向が一目でわかるので、いち早く対応をすることが可能になります。そこのボリューム感がなかなかわかりづらいんですが、Social Insightでは視覚的にわかるので、対応の指示も出しやすいんです」。
Social Insightでは、テキストマイニングの機能が加わり、Pinterestやブログ、ニュースサイトで拡散された動向も見られるようになっている。こうした機能拡充にも藤原氏は期待しているという。