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「Google Tag Manager」ではじめる解析タグ統合管理

Google Tag Managerを使いこなそう! カスタムタグ・マクロ・イベントを使って思い通りのトラッキング


 Googleが発表したタグマネジメントツール「Google Tag Manager」について3週にわたって紹介するこの連載。最終回は、カスタムタグやマクロ、イベントを使ってトラッキングする少し高度な方法について紹介します。また、こうしたトラッキングを行うときに重要な「DataLayer」という概念についても説明します。

カスタムタグの登録

 前回の記事では、Google Tag Managerが用意しているテンプレートを使用して、Google Analytics、AdWordsのタグを移行・登録する方法をご紹介しました。Google Tag Managerでは、テンプレートを使用する以外にも、カスタムタグとしてさまざまな解析タグを登録することができます。カスタムタグを使用するケースは下記のような場合です。

  • Google以外のプロダクトの解析タグを使用する場合
  • Google Analyticsのカスタムトラッキングコードなど、標準テンプレートでは対応できない解析タグを使用する場合

 カスタムタグを登録するには、コンテナのサマリー画面から、「新しいタグ」ボタンをクリックし、「タグの種類」に「カスタムHTMLタグ」を選択し、<script> </script>で囲まれたタグを入力するだけです。

※画像をクリックすると、拡大表示します。

 「タグを配信するルール」は前回ご紹介したように、実行するべきページのURLなどを指定します。この画面(前回記事2ページ目、上から3番目の画面)の右にも書かれているとおり、document.writeを使用するタグA/Bテストタグのように、表示内容を変更するようなタグは登録できません。下記のようなアラートが出た場合は、入力したタグにこのような記述が含まれていないか確認しましょう。

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この記事の著者

金森 和紀(カナモリカズキ)

金森 和紀 (NRIネットコム株式会社 システムエンジニア)

野村総合研究所グループ、NRIネットコムのシステムエンジニア。2010年に新卒入社後、ECサイトなどのWebシステム開発担当を経て、現在は主に大手企業のクライアント向けにGoogle Analyticsの導入コンサルティング・設計・実装・運用...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/11/09 18:22 https://markezine.jp/article/detail/16655

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