NHN Japanと小学館集英社プロダクション(以下、ShoPro)は、LINEスタンプキャラクターの商品化窓口をShoProが担当し、2013年1月よりLINEスタンプキャラクターが登場する連載マンガ・アニメ番組をスタートすることを発表した。
NHN Japanが運営するLINEは全世界での登録ユーザー8,000万人、日本国内では3,600万人を突破した無料通話・無料メールスマートフォンアプリ。その特徴の一つがスタンプ機能だ。LINEのオリジナルキャラクターは10~20代を中心に、LINEユーザーに限らず高い人気を得ている。
新たな展開としては、(1)LINEスタンプキャラクターの商品化窓口をShoProが担当すること(2)小学館「週刊少年サンデー」と集英社「週刊ヤングジャンプ」にてLINE連載マンガを2013年1月よりスタート(3)テレビ東京にてアニメ番組を2013年1月より放映開始の3点が発表された。また2013年春より、集英社「マーガレット」での漫画連載、小学館「CanCam」とのコラボレーション企画が進行中である。
NHN Japan 代表取締役社長 森川亮氏は「LINEのキャラクターは日本のみならず、アジアでも大変人気で、商品化のニーズも多くあった。展開においては、ShoProと組むことで世界に広げていきたい。そして、日本の強みであるキャラクターの文化をITと共に世界に広げていきたい」と語った。
そして収益の見込みに関しては「今回の取り組みに関しては、収益というよりは、まずはLINEへのロイヤルティを高めていきたい。またキャラクターが広がることで、LINEのユーザー規模の拡大につながると考えている。もちろん収益に関しては期待はしているが、目的としては収益よりも、LINEそのものの拡大のためにやっている」と森川氏はLINEの今後の展開におけるビジョンを示した。
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