LINE@の3つの強みを押さえよう
LINE@の強みは、大きく分けると3つあります。ひとつずつ、解説していきます。
1、お客さまに「最も近い」スマートフォンにアプローチできる
LINE@の強みの1つは、お客さまにとって最も身近なデバイスであるスマートフォンにアプローチできるツールであることです。多くの生活者が、スマートフォンサイトを利用して情報収集や買い物、動画の視聴や電子書籍の購読、移動中のゲームなどで、日々の生活の「すきま時間」を埋めています。
このようなライフスタイルの変化によって、ビジネスにおいてもスマートフォン対応の必要性は急速に高まっています。LINE@はスマートフォンへのメッセージ配信として最も有効な手段として登場しました。お客さまの傍らにあるスマートフォンにアプローチできるツールを手にすることは、ビジネスにとって大きな意味を持つのです。
2、「読まれやすい」メッセージ
2つ目は、配信した情報の「読まれやすさ」にあります。お店から配信したメッセージは、LINEのアプリを開かなくてもプッシュ通知でスマートフォンの画面に表示されます。そのため、お客さまはお店からのメッセージに即座に気が付きます。さらには、クーポンなどのメッセージも、家族や友人からのメッセージに混ざって届けられるため、メールマガジンなどに比べて「開封率」が非常に高くなります。
3、販売促進ツールとしての「手軽さ」
そして3つ目は、販売促進ツールとして使えることにもあります。中でも特徴的な機能の1つが「クーポン配信」です。お店のLINE@アカウントを登録してくれているお客さまに対して「今なら全員10%OFF!」「抽選で5名に唐揚げ増量サービス!」など、お得なクーポンを配信できます。チラシ作成やDMの配布よりも低コストで、専門知識や準備の負荷も少なく販売促進ができるツールであるため、小さなお店でも導入しやすくなっています。「手軽」なツールでありながらも、高い効果が望めるサービスなのです。
LINE@の基本的な機能を理解しよう
今回の連載では、LINE@を効果的に活用するために役立つ法則を紹介していきます。まずは具体的なテクニックを読み進めていく前に、LINE@が持つ基本的な機能を理解しておきましょう。
お客さまは簡単にアカウントを登録できる

LINE@でお客さまにメッセージを届けるためには、お店のLINE@アカウントを友だち登録してもらう必要があります。その登録方法はいたって簡単です。LINEの友だち追加画面でお店のアカウントのIDを検索してもらうか、QRコードを読み取ってもらいます。お客さまのアプリ上にアカウントが表示されたら、[追加]を一度タップしてもらって登録完了となります。メールマガジンのように個人情報を入力したり、メールを一度受信しURLから本登録を行うなどの手間は一切ありません。
メッセージや画像を配信できる

お客さまにアカウントを登録してもらうと、お店からお客さまにテキストメッセージや画像を届けられるようになります。魅力を伝える文章と写真で、新商品の紹介やイベント情報の告知ができます。
PRページでクーポンを作成できる

PRページの機能を利用すると「クーポン配信」がとても簡単に行えます。これまでお得な情報を届けるためには、メールマガジンの配信やチラシ配布などが一般的でしたが、お客さまの手元に届けるまでには相当な手間と時間が必要でした。これに対してLINE@では、パソコンが一台あれば、いつでもお客さまにクーポンを届けることができる手軽さがあります。またクーポンの開封数や利用数などのデータも管理画面で確認することができるため、施策の改善に生かすことができます。