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マーケティングの未来を探求!MZ Day 2007レポート

【MZDayレポート】API活用でリスティング広告はどう変化するのか?


オンデマンドな対応が実現

 次の事例は、広告主の基幹システムとの連動によって、在庫や広告効果に応じたキャンペーン管理を可能としたもの。このシステムでは、広告主の基幹システムの商品データベースと連動することで、新商品が入荷してデータベースが更新されると、新商品に関するキーワードとタイトル説明文を自動的に生成し、そのまま広告の出稿を開始する。そして、在庫がなくなった時点で広告掲載を停止したり、キャンペーンの残り期間を原稿内に表示するなど、在庫量に応じて予め設定したキーワードの自動オン/オフや動的な広告表現の変更を実現している。

事例:新商品入荷からリスティング広告が出稿されるまで (セッション資料を参考に作成)

多品種、回転率を求められるケースに効果大

 在庫連動にAPIを活用した上図のような広告運用による結果、インプレッション、クリック数からCPAに至るまで、さまざな数値に向上が見られたとのこと。特に、「取り扱い商品の点数が多い」「高い在庫回転率が求められる」「CPAを重視している」といったタイプの広告主にとっては最適なソリューションだという。

 最後に、加藤氏はセプテーニのAPI活用実績について触れた。セプテーニは、2004年に日本で初めてリスティング広告自動入札システムをリリースするなど、国内最大級のAPIシステム開発、運用実績を誇っていると語り、セッションを締めくくった。

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この記事の著者

木村 春生(キムラ シュンセイ)

コンピュータ・ニュース社(現BCN)記者を経て、フリーランス。主にIT分野におけるビジネス関連記事を寄稿。得意分野はサーバ/ストレージ、セキュリティ、BI(ビジネス・インテリジェンス)など。システム導入事例の取材が多い。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/09/21 18:45 https://markezine.jp/article/detail/1794

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