楽天がJR名古屋タカシマヤで開催した「楽天市場うまいもの大会」の売上高が、9月4日から9月10日の7日間で過去最高となる約2億9000万円を記録した。東海地方における初めての開催となった昨年は、7日間で約2億7000万円の売上高、1日あたりの最高売上高は約4600万円を達成したが、今年はそれを上回り、1日あたりの最高売上高は5100万円超と過去最高を更新した。
人気を集めたのは、「おいもや」(静岡県)の干しいも、「横浜チョコレートバニラビーンズ」(神奈川県)のショーコラのほか、初出店の東京・新宿の大人気つけ麺店「風雲児」の売上も好調だった。
同社は売上高を更新した要因として、インターネットショッピングモールならではのユニークな品ぞろえを実現すると同時に、人気ショップ同士のコラボレーションや、期間限定のオリジナル商品などエンターテインメント性の高い商品を提供したことを挙げている。
楽天市場では、今年6月に仙台では初となる「楽天市場うまいもの大会」を開催するなど、リアルのイベントを積極的に実施。今後も全国の消費者と出店店舗をリアルとネットの双方で結びつける企画を展開する。
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