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今、一番足りていないのは「お客様の情報」
ニューバランスが優良顧客の背景情報から見出した宝の山とは?

位置情報と財務情報を組み合わせ、優良顧客のペルソナ像を把握する

中澤:弊社が提供しているサービスで、顧客像を把握する際に役立つのは「Mosaic」になります。この度、Mosaic別の顧客プロファイルを作成し、レポートとしてご提出する「Mosaic Basic Report」をご利用いただいたわけですが、どのような感想を持たれましたか?

鈴木:完全に自社の顧客の姿を明確にしていると思いました。これまでもマーケティングで消費者のパネル調査を実施していましたが、自社のお客様のデータではありません。最初に感じたのは、ここに「宝の山がある」ということです。特にECにおいて財務情報からだけではわからない、顧客単価の高い優良顧客のペルソナ像を把握できた点が良かったです。

 Mosaicでは購買者の住所情報を元に、どの様なライフスタイルのタイプが顧客に多いかわかるため、通常の消費者調査よりもリアルに想像しやすく、全体像をつかみやすいと思います。この優良顧客の背景情報がわかることで、市場の中でどれだけのポテンシャルがあるかがつかめるようになりました。例えば、ECの中での超優良顧客は100人しかいないけど、日本全国では100万人いる、というポテンシャルです。そういった意味で「宝の山」を見出すことが出来ました。

「Mosaic Basic Report」例

中澤:パネル調査との比較はどうですか?

鈴木:どちらかというと消費者のパネル調査は自社を含むより大きな市場を前提にしているので、個別データに差が出にくい。背景情報や履歴もわからないので、輪切りにした一時のデータでしかなく、アクションプランが出しにくい。その点Mosaicは個別データが取れるため、アクションプランが出しやすいですよね。

 例えば、優良顧客が住んでいるエリアでブランドの浸透度が低ければ、もっとそのエリアにアプローチすべきだということがわかります。今までは100店なら100店同じアプローチしか取れなかった。どこにプライオリティをおけば良いかという判断が店の売上といった基準でしか判断できなかったからです。Mosaicデータを分析することで、LTVが高い優良顧客がいる場所が分かれば、そのエリア、ターゲットの趣向、行動に合わせてアプローチすれば良いので、とてもアクションにつなげやすくなりました。

次のページ
優良顧客のデータを活かし、ECでのブランディングを実現する

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チーターデジタル株式会社(チーターデジタル)

1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービ...

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MarkeZine(マーケジン)
2014/02/14 15:00 https://markezine.jp/article/detail/19219

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