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売上直結!ダイレクトレスポンス視点のFacebook広告活用術

Facebook広告効果を最大化するカギは「クリエイティブ」
A/Bテストは「画像→タイトル→説明文」の順番で行うべし!


時間とともに下がるCTR、常に新しいクリエイティブで高いCTRを狙え!

  ここまで画像にこだわるのは、CTRとCPCの相関関係と、時間とともにCTRは下降してしまうことにあります。下の図は前回記事のCTRとCPCの相関関係を示したグラフです。

 1つのクリエイティブは、時間が経つにつれてCTRが下がっていきます。つまり、一つの広告の露出が高まり、ユーザーとの接触頻度が上がるにつれて反応は鈍くなっていくということです。さらに、CTRが下がるとCPCが上がる、費用対効果として悪循環に陥ってしまいます。そのため、Facebook広告においてCTRへの影響度の大きい画像は、とことんこだわるべきポイントであるといえます。

 また、画像のみならず、クリエイティブ全体を含めて、常にアイデアを出し、CTRの向上または維持を図るべくA/Bテストを続けていく必要があります。

勝てるクリエイティブを作り続ける

 今回は、Facebook広告の効果を最大化する攻略法として、クリエイティブについてご紹介しました。Facebook広告の効果を最大化するためには、A/Bテストを繰り返し実行し、とにかく強いクリエイティブを作ることです。そのために最も影響力の大きい画像にはとことんこだわって仮説検証を繰り返しましょう。しかしながら、クリエイティブは次第にユーザーに飽きられていくものです。常に新しいテストを行い、効果が悪化しないように継続的に手を打っていかなければなりません。

 次回は、今回ご紹介できなかったクリエイティブの要素の2つ「タイトル」と「説明文」の考え方を解説していきます。お楽しみに!

今回のまとめ

●Facebook広告効果の最大化には、クリエイティブのA/Bテストが重要
●クリエイティブの影響度は「画像>タイトル>説明文」
●画像はCTRに影響を与える。常に新しいクリエイティブテストが必要!

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この記事の著者

岡弘 和人(オカヒロ カズト)

株式会社ココラブル/取締役。1981年生まれ。東京都出身。2004年国際基督教大学教養学部を卒業。大学卒業後、株式会社アイ・エム・ジェイ入社、広告代理事業立ち上げに携わり、リスティング広告の営業、コンサルに従事。その後、2006年株式会社IMJモバイルへ転籍、モバイルアフィリエイト事業の責任者を経て、2011年、株式会社ココラブル取締役に就任。日本初のFacebook広告専門事業を立ち上げ、現在に至る。

■関連リンク
株式会社ココラブル

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/05/30 14:54 https://markezine.jp/article/detail/19445

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