D2Cは、パソコン、スマートフォンによる生活者のインターネット利用動向調査を実施した。
「映画館での映画鑑賞」ネットよりも広告で情報収集
調査対象に設定した11の商品・サービスの各1年内実施者(購入者や利用者)に、それぞれの情報収集チャネルについて聞いたところ、「映画館での映画鑑賞」を除いた10のカテゴリで「インターネット」がもっとも高い比率となった。なかでも「旅行や宿泊(72.1%)」「電子書籍の購入(65.1%)」「ゲームの購入・課金(64.6%)」「健康食品・サプリメントの購入(62.3%)」「家電・情報機器の購入(60.8%)」が特に高い比率を示した。
一方、「店頭」の比率が高かったのは、「ファッション系商品の購入(48.1%)」「家電・情報機器の購入(47.1%)」「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入(40.0%)」「自動車の購入(36.7%)」の順となった。
「外食」「転職やアルバイト探し」等の情報収集でのスマートフォン利用が活発
情報収集にインターネットを利用している回答者の、インターネット利用デバイスの内訳を見ると、スマートフォン利用者計(「スマートフォンのみ利用者」「パソコンとスマートフォン併用者」の合計)では、「ゲームの購入・課金(63.5%)」「外食(52.7%)」「電子書籍の購入(48.5%)」「転職やアルバイト探し(46.9%)」「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入(43.7%)」の順で高い比率となった。
情報収集でのスマートフォン利用、全ての年代で女性が男性の比率を上回る
性年代別・カテゴリ別で比率を見てみると、「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入」では、スマートフォン利用者計(「スマートフォンのみ利用者」「パソコンとスマートフォン併用者」の合計)は、「女性18~29歳」が57.1%ともっとも高い比率となり、年代が上がるほど比率は減少した。
「外食」では、男性では「男性30代」が52.1%、女性では「女性18~29歳」が66.6%ともっとも高い比率となった。男女とも年代があがると比率が低下する傾向が見られた。また、すべての年代で、女性が男性の比率を上回っていた。
【調査概要】
調査期間:2014年3月24~26日
調査方法:インターネット調査
調査対象:公募型インターネットリサーチモニタ(18~59歳の男女のプライベート用のスマートフォン保有者)
サンプル数:10,005(ウェイトバック後サンプル数:10,000サンプル)
調査機関:インテージ
※本調査では、別途調査によるスマートフォン人口構成比をもとにウェイトバック集計を実施
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