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愛されWebサービスをつくろう

100万DLの愛されアプリ「earth photo&diary」担当者に聞く!成功の秘訣は「ユーザーに楽しんでもらおう」という気持ち

面倒 or 直せてうれしい? リリースして終わらないのがWebサービス

イセ:フォトコンテストを開催されてますよね。今後も続けていかれますか?

中村:シーズンコピーが変わるタイミングでやりたいなとは思っています。アプリをより活用していただくように、また、コンテンツとしても価値があると思っています。

イセ:アプリは出して終わりじゃなくて、運営があります。僕は、そこが一番大事だなと思っていて、出しっぱなしだと、ユーザーが誰もいなくなって終了、ということになりますから。運営し続けることやアップデートなど、面倒だとは感じませんか?

中村:面倒というよりは、便利ですよね。万が一変更したくなっても直せますし。クロスカンパニー自体が『スピード経営』でやっていて、いろいろ速いんです。会社のスタイルに合っているのかなと。

イセ:経営層のアプリへの理解不足で苦労されるところも多いのですが、理解はありますか?

中村:代表が一番、そういうのに強いんです。自分でもFacebookとTwitter、インスタグラムも自分でやってますし、考えるのが好きでアイディアを思いついちゃうんです。だから割と具体的なアイディアを投げられて、それを具体化してくということも多いかもしれない。

イセ:じゃあ、一番強い味方ですね。アプリも踏まえ、今後はマーケターとして、どのようなコミュニケーションをとっていこうとお考えですか?

中村:1つのプロモーションだけではダメで、組み合わせてクロスメディアでやっと伝わるという感じがしています。それを見極めながら、ターゲットに刺さるコンテンツで告知をしていきたいですね。

イセ:ありがとうございました。楽しかったです。

インタビューを終えて(イセオサム)

 やっぱり、愛されWebサービス成功の秘訣は担当者のセンスだなと思いました。自分のお客様のことを考えぬいて、しかもそれを普通の視点で見ることができるか。好きすぎるとやっぱりダメなんです。

 それから、今回アプリを提案された広告代理店さんのチームが、すごく当たりだと思います、偉そうに言うと(笑)。さらに、会社全体の理解があるからこそ、直接、アプリケーションやサービスを通じてブランドを育てることができるので、そこが一番機能してるんじゃないかなと思います。

 最後に、やっぱり宣伝しようとしてサービスを作るんじゃなくて、ユーザーに楽しんでもらおうというのが基本にありますよね。そういう会社としての考えが、アプリにそのまま出ているなと、お話を聞いていて思いました。

 

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この記事の著者

イセ オサム(イセ オサム)

1983年生まれ。スマホメディア・アプリのプロデューサー。株式会社ハロ取締役COO / 株式会社オモロキ取締役CSO。

慶應義塾大学経済学部卒業後、日本テレビ放送網に就職、ズームインスーパーの制作に関わる。その後、株式会社オプトにてモバイルのメディアプランニングを統括、新規事業プランコンテスト最優秀賞受...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2014/07/01 08:00 https://markezine.jp/article/detail/20314

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