ACCESSは、Beaconを用いた位置連動型コンテンツ配信サービスプラットフォーム「ACCESS Beacon Framework(ABF)」をベースにしたエコシステムの構築を目指し、首都圏で商業施設などを運営し、エコシステム構築に賛同する事業者を募集し、「ABF」のBeacon機器を無償で提供する(合計で1万個)。希望する事業者は、キャンペーンページから申し込む。応募期間は、2014年12月9日から2015年1月31日まで。
ACCESSは、スマートフォンアプリベンダーとも協議を進めており、「ABF」のBeacon機器を順次配布し、来春から情報配信の実証実験をスタート。アプリを利用するユーザーにとって有益な情報提供を行うための効果測定とデータ収集を行った後、本格展開する。
今回、無償配布するBeaconを活用し、データの取得と情報の配信を行なうとともに、自社のO2Oサービスのツールとして自社のアプリに自社のプロモーション等の情報を配信することも可能となっており、アプリに組み込む「ABF SDK」とテスト配信も無償で提供する。
【関連記事】
・ポカリ×ランニングファン、シンガポールでBeaconを使ったO2Oプロモーションを実施
・JAL×DNP、i Beaconを活用した搭乗便情報提供を目指した実証実験
・ゼンリンとタグキャスト、ジオフェンシングとBeacon活用したO2O実証実験を埼玉県飯能市で実施
・渋谷マークシティでiBeaconを活用したデジタルスタンプの試験運用がスタート
・iBeaconを活用して施設内の顧客導線を解析!名古屋PARCOで顧客導線調査を実施