SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第85号(2023年1月号)
特集「2023年、マーケターたちの挑戦 ──未来を拓く人・企業・キーワード」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(PR)

国を横断する組織力と圧倒的な技術力が強み、オラクル大山忍氏が語るマーケティング戦略

国を横断したグローバルチームでノウハウを共有

押久保:Oracle Marketing Cloudのチームは国を横断しているということですか?

大山:その通りです。オラクルも基本的には、国ごとに組織が分かれ、日々のビジネス業務に取り組んでいます。しかし、デジタルマーケティングの世界は進化が速いため、国をまたいで迅速にノウハウを共有する必要があります。そこで、世界で12万人の社員がいる巨大なオラクルの組織のなかで、GSU(グローバル・セールス・ユニット)という新しい体制が組まれました。これは、Oracle Marketing Cloudという製品軸で営業からマーケティング、コンサル、サポートという専門人材を集めた組織を国ごとに持たせ、それぞれのチームはグローバルリーダーの元、密に戦略やノウハウといった情報を共有していくという試みです。

 さらにコンサルティング・グループには、グローバルな実働部隊をサポートするコンシェルジュのようなスタッフも存在します。ノウハウは実際のクライアント案件を通して蓄積されるものですが、例えば日本のコンサルタントが直面している特定の課題に類似した経験を持つグローバルコンサルタントを探しだしたり、常にプロジェクトで忙しい経験豊富なコンサルタントをつかまえて課題解決の手助けをお願いするは難しい。そこで、コンシェルジュが「こういうケースはどうすればいいのか」といった日本からの問い合わせに対し、問題解決の糸口となる情報を収集してくれたり、サポートしてくれるリソースを確保する手助けを日々タイムリーに応じてくれています。

押久保:スピードを損なわない仕組みができているのですね。それもオラクルに参画された理由ですか?

大山:はい。先ほどお話しした開発への投資と、このグローバルな組織体制、そしてこのチームを率いるエグゼクティブからコンサルメンバーに至るまで業界の経験も豊富で非常に優秀と、オラクルのマーケティング領域進出への真剣さを実感しました。また、私の上司はOracle Marketing CloudのAPACにおけるポストセールス責任者ですが、米国系企業にありがちな本社のやり方をローカルチーム押し付けるのではなく、「日本のお客様とビジネスが分かっているローカルのリーダーに権限を委譲すべき」というスタンスなのも働きやすいと感じました。

 海外のビジネス環境やベストプラクティスを理解して日本のお客様独自の課題に取り組むには、ある種の柔軟な発想とクリエイティビティーが必要です。新しく、かつ急成長しているマーケティングオートメーション・クロスチャネルマーケティング・DMPといった分野における、この役割は非常にやりがいのあるもので、今回のポジションの話をいただいた時には、ほかの人に譲りたくないと思いました(笑)。

プロデューサーとして人材を育成していく

押久保:日本でのポストセールスの責任者として、今の展望を教えてもらえますか?

大山:Oracle Marketing Cloudを導入されたお客様がツールをフルに活用し、ビジネスを成長させる黒子になることが大きな使命です。消費者の行動が変化し、それに伴いマーケティング手法が飛躍的な変化を遂げている現在の環境では、企業のマーケティング組織もプロセスや考え方も、結果を出すために変わっていく必要性に迫られています。裏を返せば、この日本のデジタルマーケティング業界の転換期に、いち早く変革を起こすことができた企業が、消費者や優良カスタマーに受け入れられる勝ち組企業になっていくのではないでしょうか。我々ベンダーのコンサルタントは最先端のツールとその設計思想に基づくマーケティング実行のサポートを提供することで、お客様の変革の一端を担っていると考えています。

 また、オラクルだけでできることには限界があるので、当社が提供するツールとサービスの思想を理解してクライアントをフォローしてくれるパートナーを増やし、エコシステムをつくっていきたいと考えています。大きな視点でみると、私の役割は日本市場に当社が“モダンマーケター”と呼んでいるデータを駆使したマーケティングをけん引するマーケターを多く誕生させ、企業の中で輝かせることだと思っています。その意味では、デジタルマーケティング業界の秋元康を目指したい(笑)。

押久保:敏腕プロデューサーですね(笑)。

大山:彼ら彼女らが活躍すれば、企業におけるデジタルマーケティングの地位も高まります。最初の人材の話にもつながりますが、私は自分の脳に汗をかいて日本の市場に合う戦略を描きながら、直属の部下やバーチャルチームのパートナーの人材を裏方スタッフとして育て、クライアントのマーケターをスターにしながら間接的に事業を伸ばし、ひいては海外から「日本のデジタルマーケティングは進んでいる」と注目されるようにしたいですね。

データを駆使したマーケティング=モダン・マーケティングが詳しくわかる資料をご提供中です。

「なぜモダン・マーケティング手法を取り入れる必要があるのか」-Forrester Consulting
Oracle Marketing Cloudについて(英語)
お問い合わせはこちら

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/03/02 11:00 https://markezine.jp/article/detail/21895

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング