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デジタルコミュニケーションで“香りの可視化”を目指せ! エスビー食品のチャレンジ

2015/10/08 12:00

 目に見えないもの、実物を見ないと感じ取りにくい魅力をいかに伝えるか。これは多くの人が抱える課題ではないでしょうか? エスビー食品は、他にはない「スパイシーなカレーの香り」の魅力を、ユーザーの声を活かすことで表現しました。この連載は、マーケティングにおけるモバイル・タブレット活用情報をお伝えする「D2Cスマイル出張版」です。

「カレー会議室」開設!

 エスビー食品は“黄金の香り”というキャッチコピーを大きな柱に、2015年2月に発売された『プレミアムゴールデンカレー』の販促キャンペーンを実施。特設サイトから計1万人の商品モニターを募り、実際に新商品を口にしたユーザーの声を「カレー会議室」と題してブランドサイト内に公開しました。

 この試みは、どのようにして生まれたのか。そして、どんな手応えがあったのか? エスビー食品でコミュニケーション企画を担当する、新田慈氏と平田京氏にお話を伺いました。

創業当時から育んできた“香り”を伝えるために

――今回のプロモーションを実施するに至ったきっかけ、狙いは何だったのでしょう?

新田氏:多種多様なカレー商品が市場に登場するなかで、「エスビー食品、そしてゴールデンカレーの価値とは何か」を改めて知っていただきたい。これが大きな狙いです。そこで、私たちが提供できる価値とは何かがテーマになるのですが、考えた末に“香り”に行き着きました。

平田氏:弊社は1923年に日本初の純国産カレー粉の製造を成功させ、1950年には今でも販売を続ける『赤缶カレー粉』を世に送り出しています。いわば私たちの原点でもある同商品には約30数種類のスパイスが使われ、長く愛される味わいを生み出しています。原点に立ち返ると、弊社のカレーの価値とは、何よりも“スパイスの香り”ではないかと考えたのです。

エスビー食品株式会社 管理サポートグループ コミュニケーション企画室 デザイン広告ユニット マネージャー 新田慈氏(左)、同 平田京氏(右)
エスビー食品株式会社 管理サポートグループ
コミュニケーション企画室 デザイン広告ユニット
マネージャー 新田慈氏(左)、同 平田京氏(右)

新田氏:そもそも『プレミアムゴールデンカレー』は、特に“香り”に注力した商品です。だからこそデジタルプロモーションに限らず、TVCMでも店頭プロモーションでも、第一に打ち出す大きな柱として “黄金の香り”というキャッチコピーを設けることにしました。

 しかし“香り”というのは、非常に感覚的で漠然とした言葉です。では、どうすればお客さまに、香りの魅力を伝えられるのか?と考えた結果として生まれたのが、今回のデジタルを活用したキャンペーンです。

この連載は?
本連載はマーケティングにおけるデジタル活用情報を伝えるウェブメディア、「D2Cスマイル」の記事を、MarkeZine向けに再編集した出張版です。出典元はこちらです。

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