要素技術の組み合わせによる特定業界向け「ミドルウェア」として展開
なお、ソリューションの提供にあたっては、富士フイルムの要素技術単位ではなく、いくつかを組み合わせて汎用性の高いミドルウェアの形態にして提供される。そして、それを特定の業界に向けて提案していくことになるという。その一部を下記に紹介する。
■モバイル向けコンテンツ変換ソリューション
携帯電話のキャリアの違いによるコンテンツ配信の課題を解決し、画像・動画・Flashを含むWebページを自動的に作成し、配信する。画像コーデック技術のみならず、自動画像補正や高画質減色などの技術が用いられている。
■フォトストレージ向け画像処理ソリューション
画像の自動補正、顔や色による画像検索など、フォトストレージサービスに必要な画像処理を一括提供し、画像の保管から加工、プリントなどの関連サービスが容易に実現できるよう支援する。
■モバイルeラーニングソリューション
携帯電話向けに、ビデオ教材やFlashなどのリッチで魅力的なコンテンツを配信し、既存のPCシステムと連動させることができる。
■動画投稿サイト向け著作権保護ソリューション
著作権違反作品の人手による削除経歴を蓄積し、以後投稿された動画と比較して自動的に排除。違反動画投稿を未然に防止し、属人的な作業コストを大幅に低減する。