SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

モバイル戦国時代を制覇する!mobidec2007詳細レポート

ケータイNo.1ポータルサイト「モバゲータウン」の現状


既存サービスやユーザ資産から新規事業化を模索。アワードなどの取り組みも

 ユーザ発信の手法として急成長しつつある携帯小説についても、同社では積極的な展開を開始している。2007年3月に開始し、わずか7カ月で約28万作品が登録されており、PV数も平均5,000万を突破した。

10月上旬時点での最高値が7,300万PVであることを鑑みると、公開数および閲覧数ともまだまだ伸びることが予想される。そうした動きを促進するべく、2007年5月には「モバゲー小説大賞」を展開。恋愛小説からミステリーまで、さまざまなジャンルから7,500作品もの応募があり、14歳から39歳までの幅広い年齢層の作者による作品が受賞した。なお、大賞受賞作品は講談社より書籍化が決定しているという。

 ただし、こうしたユーザ発信や自己表現が活発化する中で、著作権や公序良俗に反する書き込みなども増加しつつある。コミュニティ保全のために、同社では「健全コミュニティ委員会」を設置し、サイト内のパトロールを定期的に実施。わかりやすくまとめた注意事項などを目に付きやすい場所に掲載してユーザの注意を喚起し、違反者にはペナルティが課せられる。

 畑村氏は「豊かなコミュニティには、豊かなコミュニケーションがあり、豊かなユーザ資産が生まれる。ディー・エヌ・エーはその創出に積極的に図っていきたい」と語り、セッションを締めくくった。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
モバイル戦国時代を制覇する!mobidec2007詳細レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/12/28 11:57 https://markezine.jp/article/detail/2358

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング