「コミュニティ」は消費から発信の場へ。一人ひとりの意識向上が健全性を支える
こうした特徴を持つ「Opera ウィジェット」を公開するには、主に2つの方法がある。1つめはシンプルに端末にプリインストールしておく方法。2つめは、公式サイトに登録し、ユーザがダウンロードして使う方法である。なお、Opera提供のウィジット公式サイトでは、個人や法人によって作成されたデスクトップ用やWii用のウィジットが現在1,500以上公開されており、自由にダウンロードして使用できるようになっている。コンテンツプロバイダーやOEMメーカー、キャリアなどの各社ポータルサイトでもウィジットが公開されており、こちらも自由に利用可能となっている。
こうした汎用性の高いウィジットを提供し続けるために、OperaではW3Cと共同で共通規格の策定・作成を推進している。こうした活動について久保氏は、「皆さんに開発いただいたウィジットをよりシームレスに広く使っていただくための、Operaなりのこだわりである」と語った。